
タイヤをV552に替えてから約700km走ったので改めてレビューします。
第1印象として前回は・・
・良路での静音性、滑らかさがUP。
・マンホールの段差や高速の路面の段差に関してはTURANZAよりやや良いレベル。
・直進安定性(しっかり感)が増した。
・小舵角での応答性も変わらず十分シャープ。
と、レビューしましたが基本的には変わってません。但し、気になる点が出てきました。
静音性が増した一方で段差乗り越え時の音が相対的に目立ちます。タイヤノイズが低いゆえに、乗り越え音が気になるのはある意味しょうがないところです。
また、低速時における段差乗り越え時のショックについてはTURANZAより角は丸められていますが、収束性はTURANZAのほうが良かったと思います。
一方、中高速になるとTURANZAと同等の収束性となり気になりません。
これは、BMWのOEM用に調整されたTURANZAは3シリーズのショックアブソーバーの特性に合っているのに対し、リプレイス用のADVANV552はそこまでマッチングが取れていないためでしょう。ゆえに低速域の乗り心地はTURANZAのほうが良いと感じます。
特性としてV552は接地面の剛性がTURANZAより高く、転がり抵抗は低いようで、実際に高速燃費は過去最高の21.3km/Lを記録しました(同条件下で5%UP)。これは那須高原から東北道、首都高を経由して横浜の自宅までの燃費です。もちろんエコ運転はせず、100-120km/hで駈け抜けています(喜)
総括するとV552の良かった点は
・静音性、滑らかさUP。
に尽きると思います。逆にデメリットとしては
・静かな故に、タイヤのギャップ乗り越え音が目立つこと、
・低速時のタイヤとショックのミスマッチ。揺れが目立つ。
といったところです。
脱ランフラットでサイドウォールが柔らかくなった分、乗り心地が良くなると思ったのですが、もともと柔らかいOEMのTURANZA(減りが早い!)だったため、このような結果になったものと思われます。
以上は、新車時のTURANZAの印象と比較したレビューですが、3年間にサスペンションのゴムブッシュなども劣化しているはずなので、V552ではなく、OEMのTURANZAを再度選択したとしても新車時の乗り心地に戻るわけではありませんので、そこは割り引いて読んでいただければ幸いです。
タイヤ選びって・・悩ましいですね~
Posted at 2025/07/02 22:27:59 | |
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