先日、ライター用ガスの充填ボンベが空っぽになってビックリしました。
こないだまで半分位入っていたのに全部消えた?しかも家の中で?
よくガス爆発しなかったなぁ。(汗;
さて今回、その充填口が欲しかったのと、どういう構造か知りたかったので分解してみました。
写真1. スクレーパーで切断.

ガスは全部出てしまっているので容赦ナシです.
写真2. こんなん出てきました.

この口だけでした. 中にチューブなんて無かった.
写真3. パーツを分解.

気体が出る仕組みはこうです。
1. 菅の部分にはクビレ部があって
2. そこに黒いゴムが止まってて、
3. クビレ部には小さな穴が開いていて、
4. 管を押し下げると小さな穴がスプレー缶の内部に移動してその隙間から、
5. スプレー缶に充填されたガスが出てくる.
6. 菅の押し下げを止めるとバネの力で穴はゴムパッキンの位置に戻る.
なるほどね。世の中のスプレー缶ってこんな仕組みなのですね。
写真4. ガス漏れの犯人はコレ.

ゴムのパッキンをよく見ると亀裂が多数見つかりました。
そう言えば時々管の根元から吹き出て指に付いた時があったっけ。隙間から漏れたのね。
買ってから20年位経ってたもんなぁ。。。(汗;
ノズルの根元からガスが出るようになってしまったら中のガスはいつ無くなってしまってもおかしくありません。
LPGとかが充填されているスプレー缶とかクルマの中とか要注意です。
あぶないあぶない。
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Posted at
2021/12/08 22:36:58