2014年07月18日
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1404/30/news110.html
上記に載っていました。以前、散々探したことがあるが見つけられなかったのが偶然今日見つかったので備忘録として・・・
/IPGオプションで帯域制御を行う場合の注意点
robocopyのオプションで、「/ipg:<ミリ秒>」を指定すると、1ブロックコピーするごとに指定した時間だけ、ウェイト(待ち時間)を入れることができる(ipg=inter packet gap)。これは、robocopyのファイルコピーでネットワーク帯域(ローカルディスク間でのコピーの場合は、ディスクインターフェースの帯域)を100%占有させないようにするためのオプションだが、これを使う場合は少し注意が必要である。
バージョンにもよるが、robocopyでは通常1ブロックのサイズは1Mbytesである。コピー元から1Mbytes読み出しては、コピー先に1Mbytes書き込み、/ipgオプションがあれば、そこで指定した時間(ミリ秒)だけ待ってから、次のブロックをコピーする、というふうに動作している。だが/zオプションを指定するとブロックサイズは64Kbytesになる。そのため/ipgオプションで同じ時間だけ待つとウェイトの時間が多くなり(単純計算で1Mbytes÷64Kbytes=16倍になる)、コピー時間が非常に長くなってしまう。
このような事情があるため、/zと/ipgオプションを両方使用する場合はウェイト時間の設定に注意していただきたい。/ipgオプションを使う場合は、最初に/ipg:10(10ミリ秒待つ、つまり1秒間に100ブロックコピーするという意味)や/ipg:100(100ミリ秒待つ。つまり1秒間に10ブロックコピーする)などの値でテストしてみて、適切な値を探すとよいだろう。

Posted at 2014/07/18 15:57:53 | |
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