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フレッツ光クロスのHGW　XG-100NEとIP電話機との接続は前回の
【備忘録】フレッツ光クロス　XG-100NEとGXP1615との接続
でやりましたが、趣味で黒電話をIP電話化してひかり電話として利用できるようにいたしました

【構成】
---------ONG-----XG-100NE＝＝＝＝NVR500----黒電話

YAMAHA　NVR500という機器を使ってアナログ電話をSIP化してひかり電話のHGWに接続します
現行機種でもいいですが、お金がもったいないので・・・・ヤフオク中古で1000～3000円くらいです
もっと昔のRT56vやRT58iでも行けるかもしれないのですが、昔は持っていたのですが家を建てるときに倉庫に放り込んで、今どこに埋もれているかわからなかったのでヤフオクでNVR500をポチリました

【設定例】
★HGW側　7番　ID　0007　パスワード 123456

★NVR500のコンフィグ
login password encrypted *
administrator password encrypted *
ip routing on
ip lan1 address 192.168.168.254/24
ip lan2 address dhcp
provider lan1 name LAN:
provider lan2 name LAN:
ip filter 101080 pass * * tcp,udp * 5060
ip filter 101081 pass * * udp * 5004-5043
ip filter 101082 pass * * tcp,udp * 5060
ip filter 101083 pass * * udp * 5004-5043
ip filter 101084 pass * * tcp,udp * 5060
ip filter 101085 pass * * udp * 5004-5043
ip filter 101086 pass * * tcp,udp * 5060
ip filter 101087 pass * * udp * 5004-5043
nat descriptor masquerade static 200 1 192.168.168.254 tcp 5060
nat descriptor masquerade static 200 2 192.168.168.254 udp 5060
nat descriptor masquerade static 200 3 192.168.168.254 udp 5004-5043
rip use on
dhcp service server
dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent
dhcp scope 1 192.168.168.1-192.168.168.200/24
dns private name setup.netvolante.jp
pstn use off
analog sip call myname 1 sip:0581234567
analog supplementary-service pseudo call-waiting
analog extension dial prefix sip server=1
analog extension dial prefix port=1 sip server=1
analog extension dial prefix port=2 sip server=1
sip use on
sip server 1 192.168.1.1 register udp sip:7@192.168.1.1 0007 123456
sip server session timer 1 300
http revision-down permit on

以上で黒電話から外線・内線ともに発着信ができます
転送等はできないので、微妙ですがまあ黒電話なんて趣味なのでいいでしょう

以前のフレッツ光ネクスト隼の時にHGW　RT-500MIでGXP1615というIP電話機
をつないでひかり電話を使っていました
フレッツ光クロスへの変更工事が終わりHGWもXG-100NEという型番に代わり
HGW側の内線電話設定をRT-500MIと同一にしたがなぜか使えない事象が発生
いろいろ切り分け、調査をして復旧させましたのでその備忘録です

【RT-500MIとXG-100NEとの違い】
WEB-GUI上では差がないのですが、そのままGXP1615を利用しようとすると
下記のような差分が発生
・DHCPでIPv4アドレスが取得できていない
・IPアドレスを固定でGXP1615に設定しても通話をすると
　「サーバー内部エラー」とGXP1615にでて通話できない
・GXP1615を工場出荷時に初期化をして再設定しても
　発信すると488 not acceptableのエラーになる
以上の症状が発生

【解決策】
・DHCPでIPv4アドレスが取得できていない
＝＞当初手動でIPアドレス設定をしようともしたがあとあと面倒なので、
HGWの下部に接続しているRTX1300のHGW側LAN2　I/Fより
192.168.1.0/24のDHCP払出を設定
HGWのDHCPをOFFにしたら解決（GXP1615に手動設定でも可）
・IPアドレスを固定でGXP1615に設定しても通話をすると
　「サーバー内部エラー」とGXP1615にでて通話できない
＝＞正直原因不明
工場出荷時に再初期化すると出ないので、再初期化で対処
（台数多い法人だったら涙ものだな）
・GXP1615を工場出荷時に初期化をして再設定しても
　発信すると488 not acceptableのエラーになる
＝＞設定方法が分かったので、追加設定を実施
アカウント->SIP設定->基本設定
　SIP Instance ID サポート:No

【XG-100NEに接続できるGXP1615の設定方法】
1.初期化後、ボタン操作にて固定IPを設定もしくはHGWのDHCPサーバをOFFにして、他の機器でDHCP払出を設定
2.WEB-GUIにてGXP1615に接続してID,PASSを設定
3.SIPの設定
アカウント＝＞一般設定
アカウント名 なんでもいい
SIPサーバ HGWのIPアドレス初期値は192.168.1.1
SIPユーザID HGWの内線番号　例：3
HGWのダイジェスト認証が行うの場合は
　　 認証ID HGWのユーザーID　例：0003
　　認証パスワード HGWの内線パスワード　
も設定が必要
　　
【注意】SIP設定＝＞基本設定＝＞ SIP Instance IDサポート NO
※RT-500MIではなくても動作した設定
そのため、日付の古い　GXP1615/1620でひかり電話を使うといった
　 記事にはこの設定が書かれていないので注意

音声設定 ＝＞DTMF発信 in-audio のみにレ点
選択項１～7 PCMUのみにする
4.環境設定
　設定 ＝＞ 日付と時刻 ＝＞ タイムゾーン 日本
　メンテナンス＝＞アップグレードとプロビジョニング ＝＞ 言語 ＝＞ 表示言語 日本語

以上で最低限の設定は終了
以下はお好みで・・・
●トーン音
設定＝＞着信音
ダイヤル音　f1=400,f2=400;
通話中トーン　f1=400,f2=400,c=50/50;
呼び出し音　f1=400,f2=416,c=100/200;
再送信音　f1=480,f2=620,c=1500/1500;

●着信音のカスタマイズ化（我が家はこれで24のCTUの内線呼び出し音にしてます）
https://natsuhaze.jp/ad/ip%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E6%A9%9Fgxp1160%E3%81%A7%E7%9D%80%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%81%A8%E7%9D%80%E4%BF%A1%E9%B3%B4%E3%82%8A%E5%88%86%E3%81%91%E3%82%92%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%99%E3%82%8B/

https://nabe.adiary.jp/0539
以上