タイトルを見て、遂にエンジンドナーのデュエットがバラされちゃったかと思った方、残念ながら不正解です。ここ1週間ほどで色々とありまして、彼は生存が決まりました。
というのも、生け贄としてこいつが召還されたのです。

YRV(ターボX)
1300ccにして140馬力を絞り出す、ダイハツの隠れた
(一部マニアからは隠れられてないですが( ̄▽ ̄;))
名機K3-VETを搭載したトールワゴンです。
残念ながら当時のダイハツにはその出力を受け止められるMTミッションがなかったらしく、AT設定のみな上(K3-VEを搭載したNAグレードにはMTもありましたが。)、ファミリーカーという性質上スポーティーなセッティングはされておらず140km/hを超えたらフルブーストがかかるとかいう意味不明なお車w。
存在こそ知ってはいたものの、総生産数が3万台、ターボグレードとなるともっと少ないのでもう手に入らないものと諦めておりました。
で す が
出来車のデュエット君がバラされてしまうのをかわいそうに思っちまった知り合いがおりまして、
「どうしたらデュエットをバラすのをやめてくれるか」
と言ってきやがりました(笑)。
デュエット君はMTな上、足回りもそのまま流用できるのでジーノ君もある程度簡単にセッティングが出せる好物件。そのメリットをかなぐり捨ててでも他のエンジンドナーに行く理由があるとすればそれは圧倒的なパワーのみ。まさか手に入るとは思わずYRVのことを話してみたところ、彼は2週間と経たぬ内に業者オークション経由でこいつを見つけてきてしまったのです。で、彼が購入したYRVと自分のデュエットを交換するという形で話がまとまり、デュエットの生存が決まったのでした。
お陰さまで予定になかったMT化するために必要なパーツの購入に奔走する毎日ですが、これが楽しい忙しさというやつ。載せ替えが終わって走る日を想像し、wktkした毎日を送っております。
こいつもそのために入手した部品の一つ。

ORC製LA400K用メタルシングルクラッチです。K3やKJ用のフライホイールはもう手に入らないため、KF系のものを流用するしかない…。でも当然140馬力に耐えられるKF用クラッチなんざない…。ってことでこいつを選定しやした。これでもなおK3-VETの出力は対応トルクを10%ほどオーバーしているのですが、フルブーストをかけるタイミングは少ないので耐えてくれると信じたい。色々とツテがありかなりお安く手に入ったので助かりました(それでもお財布は空っぽになっちまいましたが( ;∀;))。
次の投稿はジーノとEFエンジンがさよならバイバイしたタイミングかと思います。ではでは。
Posted at 2024/08/12 21:44:35 | |
トラックバック(0)