
良くボンネットの裏のステッカーに書かれている車両もありますが。
これは飽くまでも、通常のイリジウムプラグではなくて、尚且つシビアコンディションでは無い場合です。
画像のイリジウムプラグは普通のイリジウムプラグです。
って、聞いたことが無いと思われるかも知れません。
イリジウムプラグのメリットは、ただ「中心電極を細く出来る」だけです。
接地電極はノーマルですから寿命もノーマルプラグと同じ、乗用車で2万キロ前後です。
10万キロ無交換と記載されてる車両には、純正で接地電極の方にも白金チップ等が付いています。
NGKで言えばRXプラグの様な高価なプラグです。
スパークプラグが消耗して来ると、火花が飛びにくくなります。
自動車工学的に言うと要求電圧が高くなりますので、その負担はイグニッションコイルに掛かります。
最近の車両は全てがイリジウムプラグが付いている訳ではなくて、コストを抑えた軽自動車では実は外したらノーマルプラグだったとは良くあります。
そのまま放置するとエンジン不調が体感出来る前にダイレクトイグニッションコイルがパンクします。
しかしながら現場では、ヘッドカバーの上にインマニがあったり、バルクヘッドの裏にプラグがあったり、軽ターボでバキューム配管やソレノイドがあったり、点検に手間がかかる等で手を抜かれるケースもあります。
せめて見積もりに出せば後はユーザーの判断なのですが、工賃がそれなりに掛かるものですから、今は調子良いのそのままでと言われる事が多いです。
皆さんのお車は大丈夫ですか?
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2024/05/19 15:51:35