この話題はアカウント削除の前した事があります。
もう自分でも見れませんので、復讐に・・・、すいません復習にw書きます。
どんな所でも取り敢えずシリコングリス使っておくと言う方多いと思います。
しかし色んなグリスがある様に、シリコングリスで何処でも使える訳ではありません。
一番危険な例が、ブレーキのメンテナンスに使ってしまう事です。
キャリパーO/Hのシールや、カップキット交換、片持ちキャリパーのスライドピン。
等に使用してしまいますと、何れ硬化して動きが悪くなります。
シリコンスプレーも同じ傾向があり、スロットルボディーのリンクに注油すると逆に動きが悪くなって行き、不具合が起きます。
また、正しいグリスを使用しても、スライドピン等沢山塗布した方が効くんじゃねと勘違いして、もりもり塗ってしまうと受け側の空気が抜けなくなりますので、スライドピンの動きを阻害します。 薄く塗った方が良いです。
いや、シリコングリスじゃないと安心出来ないと言う方は、自己責任なので止めはしませんが、僕ならブレーキに使いません。
適材適所です。
他にグリスの例を挙げるならば。
ハブベアリングにはベアリンググリス、所謂汎用グリスが充填されています。
テーパーベアリングのグリス入れ換え作業をされた方ならわかりますが、割と固いですよね。
これは走行中の熱で液状になり潤滑します。 だからハブキャップにはシールが要りますね。
冷えたらまた固まります。 余談ですが、始動後いきなりスピードを上げて潤滑できるでしょうか? 何でも暖気がいるんですね。
で、このベアリンググリスをサスペンションのボールジョイントに充填したとします。
所が、ここはハブベアリング程温度が上がって行かずに液状になってくれません。
さてボールジョイントは潤滑出来るでしょうか?
何種類もグリスってある様に、先程も書きましたが。
適材適所ですw
Posted at 2024/05/23 09:47:40 | |
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