
FDのEGI-HSはDジェトロニックと呼ばれます。
FCだったらLジェトロニックですね。
Lジェトロにはエアフロメーターがあります。
それがフラップ式であろうが、熱線式であろうが、カルマン式であろうが、吸入空気量を測る事が出来ます。
Dジェトロにはエアフロメーターが無く、吸気管圧力しか測れない為に、コンピューターは吸入空気量がわかりません。
ではどうしているか?
エンジン回転数、吸気管圧力、スロットル開度がいくつの時に、吸入空気量はいくらと開発時に測って置いてマップにデータとして書いてあります。
コンピューターはそれを読んで燃料を決め打ちしています。
ここで吸排気効率が変わるとどうなるか?
普通は良くする方へ交換すると思います。
すると同じ回転数、吸気管圧力、スロットル開度でも吸入空気量は増えます。
コンピューターは同じデータを読みますので、燃料は足らない状態、薄くなります。
昔のムック本なんかを読むと、何型は濃くて何型は薄いとか書いてありますが、いやそのサンプル数はって思いますよね。
1~6型まで変わりませんよ。
因みにフルノーマルでしたら、4500rpm辺りが一番薄くなります。
どの位かって言うと、サイレンサーだけ交換しても壊れる位です。
純正ECUでマフラーのみ交換した場合、隔壁式の物でも5000rpm以上回してたらエンジン壊れると思って下さい。
中古車がフルノーマルじゃ無かったら、購入前にコンピューターは書き換えてあるか確認した方が良いです。
サイレンサーがストレート構造なら、もっと危険だと思っていただいて大丈夫です。
対策方法は自由ですので、純正ECUで吸排気を交換すると後悔します。
Posted at 2024/09/15 17:49:11 | |
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