
チャコールキャニスターを含むシステムを、排気ガス規制の法律用語で言うとこうなります。
みん友さんが、FD3Sが燃える話題がSNSに一杯あると仰っていたので散策しました。
誤った見解が多いこと多いこと。
こう言う記事は素人が書いてはいけないよ。
実はRECHARGE中村さんも動画の中で勘違いされてる部分もありました。
中村さんは僕と同じマツダディーラー出身ですが、僕よりも早く転職されていますし、動画を撮りながらですのでチョット間違えたのでしょう?
先ず、キャニスターに溜まるのは燃料タンクからの蒸発ガスだけです。
燃料が濃い、薄い、不調であるは全く関係ありません。
吸気管に繋がってるのは、あくまでもキャニスターが吸着したガソリンを燃焼させる為だけです。
特筆すべきは、FDはパージソレノイドがデューティーソレノイドになっています。
わからない方の為に、ISCの様な可変バルブですね。
アイドリング時は蒸発ガスを吸い込むと燃料が濃くなり不調になりますのでオフです。
これは他の車種も同じです。
これをエンジン不調にならない様に、回転数に合わせてパージ量を調整します。
そして前回書いたブログの画像を見ていただければわかりますが、ソレノイドの先にワンウェイバルブが付いています。
ターボ車ですから過給がかかると吸気管からキャニスターへ逆流してしまいます。
それを防ぎます。
まあこの中が壊れたら、スロットルボディーの下のキャッチタンクのガソリンがキャニスターに戻りますので、わからなくはないですが・・・。
パージソレノイドは断線すると故障コード40を出力します。
フェイルセーフはありませんので、定期的に点検しないと見つかりません。
この時にワンウェイバルブも一緒に交換したら良いんじゃないでしょうか?
僕はですね。
2,3台のFDよりも旧い輸入車の方が良く燃えてる印象があるんですが。
違いますか?
FD3Sだって旧車の仲間入りを果たしたんですから、整備不良でそりゃ燃えますよ。
不安を煽るニュースの方が一般受けするんですよw
Posted at 2024/09/16 23:55:14 | |
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