
こちらはキャンパーを買ったときの状態なのですが、カードが大量に貼り付けられています。
ニュージーランドはキャンパーなどの大型車両の場合、フロントガラスへ提示しなければならないカードが多いのです。
旅に出たときに感じたのですが、長時間の運転になるとこういったノイズが目障りで疲れも増すようです。
まず、ここまで貼り付けられていると危ないように思いますし、景色も邪魔されて楽しくありません。
カードの内容ですが、下記のようになっています。
車検シールの提示義務は日本と同様です。

【COF(Certificate of Fitness)】
車検シール
※その上はオイル交換のシール(提示義務はありません)

そして上から、
【WOeF(Warrant of Electric Fitness)】
キャンパー(架装)部分の電気系の車検シール
【COL(Certificate of loading)】
積載証明書。重量がある車両が提示しなければならない証明書
【SELF CONTAINED】
※ブルーのカード
これはグレイタンクやブラックタンクを備えている車を証明しています。
排水によってパーキング付近を汚さないことを意味していて、このカードやシールが無いとほとんどの公共キャンプサイトは利用出来ないと思います。
【ROAD USER CHARGES】
ディーゼル燃料使用車の道路使用料金の支払済みカード
【REGO(Registretion)】
レジョ。自動車税の支払済みカード
これらのカードを整理することにしました。
ブラインドレールの影が助手席からも見えにくくなっているので良さそうです。ここにまとめることにしました。
カードポケットは裏面に車検会社の広告が入っているので使用せず、両面テープで貼り付けました。
こういった多くのカードを、進行方向の視界を邪魔してまで貼り付けることは無いだろう。と思うのですが、支払い義務や点検時期を怠る人が多いのでしょうか。
でも、ちょっと過剰なように思います。
しかし違う見方をすれば、ドライバーに対して、運転をすることに責任を感じさせるという意図も含まれているのかもしれません。
車体が大きくなれば他者を事故に巻き込む度合い大きくなり、複数の命を危険にさらす度合いも増します。こうした車体に関する情報を、車内からも目にしやすい場所に貼り付けるのは重要だったかもしれません。
ちなみにカードポケットですが、運輸局(NZ TRANPORT AGENCY)が配布するものにはメッセージが入れられていました。
邪魔だな…と思いつつも、必要かもしれない…と作業をしながら考えることが出来ました。
今回は私なりの安全への取り組みとして、車内からは見えにくい所に貼り付けました。
使用しながらまた見直したいと思います。
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Posted at 2019/05/16 11:15:28 | |
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