
コンピュータの外付HDDの調子が年末から悪くて、いろいろと調べていましたが、結局、HDD故障と判断して交換、メインマシンの内蔵も予防交換となりました。 1/9−11の3連休をほぼ潰しました。

ことの発端はこれ。
1/2の朝の出来事ですが、地元の五叉路で、対向の郵便配達車が、ウィンカーも出さずにノンストップで横切り、急ブレーキで対処しました。アイサイトは急過ぎてか、無反応。
ドラレコの映像を確認し、ナンバーを控え、郵便会社のHPから苦情出しました。 この動画も、翌日に送りました。
このファイルは、SDカードからHDDにコピーしてあったので、そこから開こうとしたら、何度やってもエラー。まだ、SDにファイルが残っていたので、助かりました。
その後、全データ(約1TB)を他に退避して(エラーで読めなかったファイルはSDから復旧)、フォーマットし直し、戻しても、書き込みは成功するけど読み出しはエラー。 Macは外付HDDのS.M.A.R.Tは普通は読めないので、ネットで調べて、読めるようになるカーネル機能拡張を入れて確認しました。
その結果、電源ON時間が3万時間超でエラーも多数発生!
他のHDDはエラー0です。 NASの外付HDDとして使っていましたが、結構な時間になっていました。
そして、メインマシンのiMac 24インチ(Mid2007)のHDDを確認すると、1万3千時間超。 現在、エラーは0ですが、1万時間を超えるとヤバイらしいので、これも要交換。
こちらは、現在、500GBですが、容量を増やすか、SSDにするか悩み、CPUの古さを補うため、SSD化にしました。
結果的に、危険運転車のおかげで、HDDの異常に気が付いたことになります。

ネットで調べて、これにしました。 480GB、17,800円
Amazon、早いですねぇ。10日の夜、発注して、11日の15時過ぎには届き、3連休中に交換できました。
分解方法もネットで複数調べましたが、多少、違ったので、備忘録として残しておきます。液晶サイズの違いかもしれません
私のiMacはアップルの整備済品で、CPUがCore2Extreme2.8GHzのBTO専用品というレア物です。普通のCore2Duo2.4GHz版を注文したところ、嬉しい「仕様は予告無く変更することがあります」でした。メモリ、HDDも増えて、定価10万円分のお買い得。
但し、3年の延長保証期間中に、数え切れない位、修理に出し、殆どの内蔵物が交換されています。 HDDも実質、6年位使用。

車の分解は抵抗無くやってしまいますが、iMacは初めてです。
(1)最初に、下面のメモリスロットの蓋を外します。
(2)次に、ちょっと強力そうな吸盤を付けて、前面のガラスを外します。
磁石で付いているのですが、思ったより簡単に外れました。

(3)トルクスT8のドライバで液晶の周囲の12本のビスを外します。

ビスの長さは、2種類との情報でしたが、3種類でした。
(4)ビスが外れたら、アルミケースの上を少し持ち上げ、下に引くと完全に外れます。
上の写真の矢印の所に、iShight(アイサイト)カメラのケーブルがあるので、上面を動かさず、下面をめくるようにして、アルミケースを反転させます。

(5)iShigtカメラのコネクタを外すと、アルミケースが分離できます。

右下にある、エア吸込口のファンは埃だらけでした。
(6)液晶パネル周りの8本のビス(T8)を外します。

(7)黄色丸印のコネクタを外します。

(8)このビス2本をトルクスT6のドライバで外します。
事前情報では、T6が必要とするサイトと、T8のみとするサイトがあり、T6が必要とするサイトも、どこで使うのかの記載がありませんでした。

(9)ビスを外したら、コネクタを外します

(10)液晶パネルを持ち上げ、裏にあるコネクタを外します。
ここは1人では無理で、家族に立てた液晶パネルを押さえていてもらいました。

全体が見えました。上下逆です。
下中央にHDDがあります。

HDDの拡大。
温度センサが付いています。

(11)温度センサの上のエプトシーラっぽいスポンジを外し、温度センサーを外します。楕円形の取付座は頑丈に付いていたので外しませんでした。

温度センサの接触面には、型番らしきものが。

(12)HDD側面の2本のビスを外し、手前に写っているプラのベロをスライドさせると、HDDが外せるようになります。

HDDの下は予想以上に空間があり、カーブしています。

(13)SSDは両面テープで貼ろうと思いましたが、突然、PowerBook2400cのHDDをPower Macintosh G3(B&W)で使っていた時の変換金具のことを思い出し、PB2400の箱を漁ったら出てきたので、それを使いました。
15年位前のことなのに、不思議なものです。
金具は、ネジ穴のピッチが合わず、2本しか入らなかったので、隙間に耐震用のジェルを切って挟みました。
温度センサは、ネットのSSD分解写真から、コントローラチッブの場所にエプトシーラを使って貼り付けました。

ファンの埃も掃除しました。
(14)復元して、MacOS X 10.11 El Capitanがリリースされた時に作っておいたインストール用USBメモリで起動を確認。
(15)しかし、このUSBメモリからOSをクリーンインストールしたら、最後で止まってしまったので(2回)、外したHDDをUSBのケースに入れて、そこから起動し、HDDに入っていたインストーラでインストール完了。
ちなみに、元のOSは、10.6.8です。10.7でPowerPCアプリが切り捨てられたので、上げずにいました。
その後、3日かけて、移行アシスタントで、データとアプリをコピー。
壊れたHDDの方も代替品が1/12に届いたので、データ復旧。
ウィルススキャンなどして、ようやく、元通りに近くなりました。
明日は、溜まっていた小ネタをアップしようかな。