
タイトル写真は北海道中標津町の言わずと知れた開陽台にて。
夕日を見ようと来てみたのは良いが陸地側に雲が垂れ込み海側は晴れて明るいと言う状態に、少し霞んでいますが国後島が見えました。

思ったほど地球が丸く見えませんでしたが、開陽台は標高270mのちょっとした小高い丘ですがそれぐらいの高さで絶景が見れるのだから北海道の雄大な地形は素晴らしいです。

(写真は北海道最標高地点の大雪山旭岳2291m、当然車では来れませんがロープウェイがあるので徒歩で簡単に登れます、怖いのはヒグマです)
アウトランダーは馬力の低い98kwエンジンと小さいバッテリーを組み合わせて極短時間だけ最大出力185kwを出せる子供騙しのような車にて直ぐにバッテリーがオーバーヒートするか出力過多で発電が追い付かなるかでパワーダウンするスタミナの無い車ですが、不思議と北海道ではパワーダウンすることは殆どありませんでした。

(旭岳から旭川~美瑛方面を臨む)
と言うのも北海道は広いですが大半がなだらかな地形で急峻な道があまりないからだと、道内の主要道路で一番標高が高い場所が三国峠(標高1,139m)ですし本州と比べたらあまり高くありません。
アウトランダーは平地を走るだけなら問題ないようで、この直ぐにすぐにバッテリーがギブアップする現象は地域差があると思います。

あと車と関係ないですが大雪山の有名な「ニセ金庫岩」です。
登山道の道しるべとしてある金庫岩とそっくりな岩で大昔に起きた遭難事件の原因と言われてるものです、実物を見るとそれほど似て無いような気もしますが。

こっちが本物の金庫岩。
「SOS遭難事件」と言うミステリアスな遭難事件ですが、発見の過程などは抜くと1984年7月に男性一人が前述のニセ金庫岩を誤認して道迷いで遭難して倒れ木でSOSの文字を作ったが果たせず遭難死、数年後に見つかったと言うもの。

偽金庫岩から遭難地点を撮ったもの、小旭岳の奥にある赤丸の谷底部がSOSの文字があった所らしいですが、かなり遠い所です、沢を二つも超えてよくそのような場所まで到達したなと思いますが、道迷いに気付いたときは絶望してしまいます、あまりにも離れているので登山道への復帰を諦め地上文字で救援を求めたのでしょう、遭難死した人は所謂観光登山客だったとの事で満足な装備ない状態で今から41年前にて携帯やGPSもありませんから詰みの状況だったのだろうが、飢えか衰弱かどのような最後は分かりませんが気の毒な話です。
さて、2回目の一年点検で駆動用バッテリーの容量測定をしてもらったのでメモ。
三菱充電サポートで駆動バッテリーの年1回の容量測定無料チケットが無くなったので容量測定もどうしようかと思っていた所、ディーラー曰く昔みたいにいちいちバッテリーを空にしてからセルバランス統一させての面倒な容量測定ではなく、テスター繋いで直ぐに容量測定出来るので1年点検ついでにタダでやってくれるとの事、折角なので容量測定をお願いしました。

結果は
「86~90%」でした。
たった2年74000kmで14%減って劣化早すぎだろうと思いますが、バッテリー残量は17×0.86の14.62kwh位でしょうか?
半年点検(0.5年時)バッテリー容量96%
1年点検(1年目時)バッテリー容量91~96%
1年間で5%ぐらいの速さで劣化している感じですが、何が何でも劣化早すぎじゃない、今まで乗った車で走りは一番遅い癖にバッテリーの劣化は一番早いとか冗談みたいな車ですアウトランダーは、バッテリー劣化で悪名高いZE0リーフ並の劣化速度ですが15年前の空冷BEVと同程度って三菱のショボさには本当に涙します。
ZE1リーフでも85%下回るってV2Hを使うとかしない限り普通に走れば20万kmは行けるんじゃないのかな。
一応バッテリー保障は8年16万kmで66%以下ですが、無償でバッテリー交換してくれても走りを蔑ろにしたクルマなんて単純に乗りたいとは思いませんので補助金縛りが切れたらサヨナラです。

たった2年でなんでこんなにバッテリーが劣化するかと言うと答えは簡単、上記写真のように直ぐにオーバーヒートするからです、至極当然の当たり前な結果です。
リチウムイオンバッテリーは熱に弱いのは周知の事実ですが、アウトランダーは2tと言う重い車体を20kwhの小さいバッテリーで定常的に80kw(4C放電)を出力出来る設定にて、バッテリーはあっと言う間に熱ダレして走りはパワーダウン、そしてバッテリーの劣化は早まる、2年乗りましたが本当にもうどうしようもない欠陥車だと感じます、直ぐに熱中症になってしまうアウトランダー君はもう生まれ持った持病と割り切るしかないです。
しかしこの車を設計した人間は何を考えこのような仕様にしたのか分かりませんが、ユーザーの事などい1ミリも考えていないのは確かでしょう。
その答えがMC後のアウトランダー(22kwh)でしょう、放電特性と放熱性能に不足があったからエネルギー密度は劣るが放電特性の良いバッテリーと冷却設計を見直しを行ったのだと思われます、GNアウトランダー前期型オーナーは犠牲になったのだ・・・。
何れにせよCEV補助金の保有義務4年で残りは半分まだ2年あります、燃費も走りも悪いこの車にあと24ヶ月も乗ると考えると意気消沈してしまいます、来年はバッテリー残量80%ぐらいになっているのでしょうか、トホホ・・・。
Posted at 2025/08/04 20:48:52 |
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