
アウトランダーを購入する際に参考にと買ったタイトル写真の雑誌(新型アウトランダーのすべて)を今更読み返してみると個人的に衝撃の一文が載っていたいました。
アウトランダーの開発ストーリーと言う記事で三菱の設計者がそれを語っていますが、16ページにて
「乗り味はHVではなくEVをターゲットにした、開発時にi3やリーフに試乗しそれを参考にモーター選定や加速感について検討し、0-100加速が8秒なら一般的に速いと感じられると分かり、i3やリーフはその領域にいた」
と、だいたいこんな感じに書いてありました、気になる人は是非購入して読んでみてください。
リーフと言えば言わずと知れたというか日本で一番一般的な日産のEVで、i3は炭素繊維素材とアルミフレームを使いエコを謳ったBMWのEV、どちらも素晴らしいEVのパイオニア的なクルマですが今では一世代前の車です、i3もう絶版となりましたし、リーフもそろそろフルモデルチェンジと聞きます。
さて前述2台と同等の加速を目指して早いと感じるとありますが、でもリーフって300万円ぐらいの車ですし500万~600万の車がそんな格下の車の加速と同等ぐらいで設計されたとは驚きというか、なんでという疑問に思うばかり、普通は同価格帯の車に合わせるんじゃないのでしょうか、当時ならモデル3が同じぐらいの価格帯なのでそれと同等の加速ぐらい目指しても良かったんじゃないのかと。
と言うより電動車が増えてきた現在、0-100が8秒は遅くも無いが早くもないしBEVとしては物足りない部類、つい最近発売されてBYDのシールもアウトと同じ価格帯で0-100加速がなんと3.8秒、しかもアウトランダーより重い2.2tでありながら電費6km/kwh、もう勝負にならないし性能の進歩が速すぎますね。
それにアウトランダーの0-100が8秒はエンジン回して初めて発揮できるので、エンジン(発電機)から伝わる不快な振動と騒音がある限りEVと同速度の加速が出来ても乗り心地は劣っています、PHEVに乗った人なら分かると思いますがシリーズ走行よりEV走行の方が気持ちが良いですよね。
しかしながらモーターだけの加速は完全に遅いかったるいの部類です、何はともあれ早い電気自動車を目指して設計された車じゃないので、現在の電動車と比べて遅いと感じるのは必然でした残念、と言う事でしょう。
せめてEV走行で0-100が8秒なら良かったのにね。
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Posted at
2024/06/29 14:13:04