
ネットのオススメ動画でハリアーPHEVの0-100動画が出て来たので見てみたら物凄い加速だったのでアウトランダーと比較してみました。
加速動画はネットで幾らでも出て来るので同じ所で上げているものをアウトとハリアーPHEV、そして兄弟車のシリーズHVのエクストレイルで比較したら以下通りになりました。

ハリアーPHEVの圧倒的な速さは流石の300馬力と言ったところですが、この3台の中でアウトランダーが一番遅く、そして0-180加速が異常な程遅い40秒超えと言う結果です、アウトランダーはエンジン直結モードがあるから高速域ではシリーズHVより速いイメージでしたがエクストレイルにも大差を付けられている始末、なんでこんな制御にしてるのやら、てか42秒って遅すぎでしょいくら何でも、ヤリスより遅いや。
(※ハリアーEVモード加速は0-150で21.4秒です)

あとハリアーPHEVの制御で驚いたのはEVモードにしたらアクセルべた踏みでもエンジンが掛からず150km/まで加速できるとの事、そして0-100は8.6秒の速さ、アウトは130km/hまでで0-100も12秒ぐらいなのでどちらも負けています、てかアクセルべた踏みでエンジン掛からないとかユーザーの事を分かっている羨ましい制御です。
むしろアウトのEVプライオリティモードって結局アクセルを強く踏んだりエンジンブレーキで解除されるので中途半端すぎる気がします、EV優先モードって運転者はEV走行したいから切り替えてるんでしょうに、本当になんで三菱はこんな設定にしたのだか。
なおスペックとして
トヨタ・ハリアーPHEV 620万円
車重1950kg バッテリー18.1kwh 2.5L直4エンジン130kw
F/M134kw R/M40kw システム出力225kw(306ps)
WLTC(燃費20.5km/L 電費6.25km/kwh) EV走行距離93km
三菱・アウトランダーP・602万円
車重2110kg バッテリー20kwh 2.4L直4エンジン98kw
F/M85kw R/M100kw システム出力185kw(252ps)
WLTC(燃費16.2km/L 電費4.18km/kwh) EV走行距離84km
ハリアーの方がアウトランダーより燃費も電費も良く馬力もあって少ないバッテリーで長いEV走行が出来るみたいです、なんじゃこりゃあ凄すぎやろトヨタ。
目に見える数値以外ではブランド力や内装にリセール、そして世間体や女ウケまでハリアーが勝っているでしょう、マジで何一つ勝ち目ないやん。
せめて悪路走破性が勝っているかもっと思いますがどちらも所詮は生活四駆だし、トヨタ好きの人でオフロード攻める人はランクル買うでしょ。
それにしたって凄いのはTHS2、ハリアーの前後モーターの合算値174kw以上のシステム最大出力225kwを発揮できるのはエンジン出力を発電と駆動に分割しつつモーター出力と混流させているんでしょう、うーん凄すぎる。
アウトのシステム最大出力は前後モーター合算値の185kwまでですし単純なシリーズHVの限界なんでしょうか。
あとハリアーPHEVは出力130kwの2.5L直4エンジンを積んで余裕を持たせてますね、アウトより100kgも軽いのだしバッテリー切れてもパワーダウンはあまりしないのかな。
なおハリアーPHEVには急速充電機能は付いていませんがこんなに燃費が良いのなら出先で充電して燃費を誤魔化す必要ないのでしょう、V2Hが使えないのがデメリットですが。
アウトランダーの方がシリーズHVを主体としているのだからEVらしい走りをしているものだと思っていましたが、トヨタのPHV方がずっとEVしてるのね。

何れにせよ燃費も電費もパワーもハリアーPHEVの方が大差をつけて完全に勝っていると公式にカタログ値で出ています、それでも燃費と加速は劣るがアウトランダーはシリーズ走行でEVらしい走行が出来るっ、と思っていましたが高速走行でクラッチ繋げてギクシャクもっさりとエンジン車のような走りをするし、兄弟車エクストレイルのようなEVらしい走りも出来ず、そして例によって燃費も加速も劣る。
どうしてアウトランダーを買ってしまったのか。
と言うと半導体不足の納車遅れのせいでした、誰も欲しがらない車ほど納期が早い当然の現象、車雑誌の提灯記事を鵜呑みにして勢いで車を買ってはダメですね。
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2024/09/03 23:20:27