
タイトル写真は周防大島にある旧日本軍の戦艦陸奥の副砲
陸奥記念館と言う場所に大昔に周防大島沖で爆沈した戦艦陸奥の引き上げ品などが多数展示されています。
日本は空母を作らず戦艦ばかり作ったからダメだった(実際はそうではないと思いますが)とよく聞きますが、戦わずして沈んだ戦艦の展示を見ると、戦前の日本製は品質が低く工業化が進んだアメリカに端から勝てる訳が無いとよくわかります。
爆沈の理由は不明らしいですが、下士官のいじめが原因とか言われているそうです、現代の自衛隊でもパワハラやいじめが原因で自殺したりとニュースになっていますが、どれだけ技術が進歩しても人間はそう簡単には進歩しないみたいです。
また口封じなのかは定かではありませんが生き残った陸奥の乗組員も大半が南方に送られて戦死って酷い話です。

(上記写真、周防大島沖合で陸奥が海底に横転して沈んでいるそうです。正面に見える島は柱島、奥に見えるのは厳島と広島方面)
なお、この陸奥記念館にも電気自動車普通充電器が二基設置されていました、調整中で使用できませんでしたが、6kw充電器で最近よく見かける「テラチャージ」のもので三菱の充電カードは使えません。
アプリを入れたら使えるみたいですが、大容量EVに適した料金らしいの使うこと無いでしょう、そもそもバッテリーがショボいアウトは6kw充電器に対応してないです、充電は出来ますが3kwで割高になります。
さて12月に入り気温が下がってきました、アウトランダーのバッテリー温度に悩まされ始めたのは去年の今頃ぐらいですが、二回目の冬と言うことで大体原因が分かってきました。
近距離はバッテリー走行で走り燃料代を節約出来ると言うのが三菱PHEVの宣伝文句ですが、実際はバッテリー残量がたくさん残っていてもバッテリー温度上昇の為、バッテリー保護の為かエンジンが強制始動されEV走行が出来なくなる時があります。
保護モードになるとバッテリーからの出力を絞り、エンジン出力でモーターを駆動させようとする走りになるので燃費は落ちます、バッテリーには十分な電力量が残されているのにそれを使えず只の重石に変わるわけです、アウトランダーは本当に効率の悪いハイブリッド車だと感じます。
実感として、夏より冬の方がバッテリー温度上昇が激しいと思います。
空冷BEVに乗っている方なら分かると思いますが、冬場は電費が下がり急速充電も時間がかかりますが、反面バッテリー温度上昇が抑えられます。
しかしアウトはどういう訳か冬場の方がバッテリー温度に悩まれられる事が多いです。
アウトランダーにはバッテリー冷却装置が付いており、バッテリー温度がグラフの6割以上になれば動作します、夏場だと常にゴンゴン動いてうるさいですがそれなりに効果が有り、急速充電をせず普通に走っていればEV走行中にレッドゲージの目盛り以上になる事はあまり無いです。
しかし冬場だとバッテリー温度がレッドゲージ側の目盛りを突破した状態でもなぜかバッテリークーラーは動作していないように感じています、おそらく外気温が一定以下になるとバッテリークーラーが作動せず自然冷却になっているのかと思われます。
車側でも「バッテリークーラー動作中」の表示は出ませんし、ボンネットを開けてもコンプレッサーや冷却ファンの稼働は確認出来ませんでした。
外気より冷却温度を下げることが出来ないせいなのかはわかりませんが、ファンも動作してなかったので外気導入の自然空冷になっている分けでもないみたいです、アウトのバッテリー冷却は冷媒ヒートシンク冷却らしいですが実際どうなっているのかさっぱりわかりません。
しかし何れにせよ、体感として冬はバッテリー温度が上がりやすくなると感じます。
なおバッテリー温度が上昇した状態で自宅で普通充電を開始するとバッテリークーラーが動作しました、普通充電中だと動作温度設定が違うのかな。

バッテリー残量は約3目盛り、バッテリー温度はレッドゲージ側手前の目盛りに達している状態です。
折角なのでバッテリークーラーオフにして充電をしてみました。
バッテリー温度はこれぐらいになりました。

約5時間20分後で充電が完了、バッテリー温度は7割ぐらいのゲージです。
冬なのに自然冷却だと温度がなかなか下がらないです、この温度だとEV走行をするとすぐに温度上昇してレッドゲージ手前に達してしまいます。
12月の寒空に5時間置いても3kw充電中(バッテリークーラー無し)はあまり温度が下がらない結果でした。
冬場だとバッテリークーラーが動作しない若しくは冷却性能低下によりバッテリー温度上昇による制限を受けることになります、とくにEV走行が出来なくなり強制エンジン始動が酷いです、暖房つけてエンジンが掛かるのとは訳が違います。
それにしても夏より冬の方がバッテリー温度が上がるとか本当におかしな車ですアウトランダーは。
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2024/12/14 23:51:29