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2025年05月19日

シリーズ式PHEVはロングドライブに不向き

シリーズ式PHEVはロングドライブに不向き タイトル写真は本州最西端の山口県毘沙ノ鼻、ここも自動車で行ける場所ではないので駐車場から歩いていきます。
最西端とは言え下関から近く岬みたいに尖っていないのであまり最果て感はありません、なお本当の最西端は崖の下の先に有るらしいですが危険なので行けないとの事。


本州の東西南北端の看板がありましたが最西端と最東端は割かし地味な感じがします。


何故だか理由は定かではありませんがここの駐車場は営業時間があり日没後は閉鎖されます、その他の最端地と違って24時間自由に往来出来ません、日没までなので日の入りは見ることは出来ますが日の出を迎えることは出来ません。
まあ、最西端の地で日昇を見ようとする酔狂な人はいないからでしょうが。






さて、1週間半程度のGWでしたが走行距離は5239.3km、燃費26km/L、電費5.4km/kwhでした、ガソリン代は206.62L補給して36515円、メーター逆算だと201.5Lなので大体あってます。
2.1tのSUVで燃費26km/Lは良い、と思う方も居るかもしれませんが充電分が加味されていないので実際はそんないいものではありません。
5月で格安三菱充電料金が終わるので積極的に急速充電を利用しました、以下の通りです。
充電回数76回、充電時間17時間51分(1071分)、都度料金8271円掛かっています、思ったより使ってましたがまあ疲れました。
仮に来月からの料金で計算したら1分33円×1071分=35343円と言うお値段、三菱PHEVの最後のアドバンテージが無くなってしまいます、恐らくトヨタ式PHEVに駆逐される運命を辿るでしょう。
それにしても最新のBEVならこんなバカみたいな回数を充電する必要は無いでしょうが、金をケチって時間を失う典型のような使い方です、とは言えアウトはバッテリー残量が無くなると走行性能が低下する車なのでタチが悪い。
実際にロングドライブをしてみるとアウトランダーは長距離も安心と豪語する三菱自動車の宣伝文句と違ってアウトはすぐにバッテリーが駄目になりパワーダウンしてしまう、長距離走行に不向きな車です。
発電が追い付かず電欠になるか過負荷によりバッテリーが過熱する、そして何れも出力制限と言う形で運転者に跳ね返ってきます。
長距離走行により連続して車が稼働しますが休止時間が無いとバッテリーの冷却が追い付かず常に高い温度になり一度でも高負荷が要求される場面になるとすぐにオーバーヒート、なお電欠よりもバッテリー温度による制約の方が多い気がします。


(長野県の日本一標高の高い道の駅美ヶ原高原にて、北アルプスが良く見える高地ですが標高2000mです、高速降りてそのまま来ましたが当然のようにバッテリー温度加熱します)
アウトに乗ると行く先々で、特に山岳地帯で直ぐに電欠もしくはバッテリーオーバーヒートに陥ります、もうこんな車だと割り切って乗ってますがまあロングドライブを楽しむなんて無理です、自分が必要と思う時にアクセルを踏んでも車側の制御で制限されて加速しない車、そんなものが楽しいクルマな訳が無いです。



和歌山県の高野龍神スカイラインにある道の駅ごまさんスカイタワー標高約1250mにて、先行車が遅かったのと急速充電器がみなべ方面から登って沢山あったので殆どEV走行だけで登れました、高地でもゆっくり走ればなんとかなります。


(石川県能登半島輪島市の海岸線にて、隆起したかつての海底に新しい道路が通してあります、津波で破壊された漁村が未だに沢山残っており地盤隆起し地上になった漁港が沢山ありましたが、地形が変わり過ぎて復興はとても大変な労力がかかるでしょう、南海トラフ地震もいつ起きるか分かりませんし明日は我が身かも知れません)
あと1000km以上の連続運転を続けるとやはりバッテリー温度が上がってしまいます、出来るだけエンジン直結走行にしてクルコン定速運転をしても、どうやっても温度が上がる。
PHEV自体が毎日家で充電(その間にバッテリー冷却)を想定しているからなのか、低い一定負荷でも長時間続けば冷却が追い付かなくなると思われます。


(青森県下北半島の尻屋崎にて、何もない荒野の先にポツンと灯台があり大間崎より最北端な感じがします。尻屋崎灯台の前の広場にはゲートがあり車で行けず、昔は何もなく入れたのにどこも厳しくなっています。)
アウトランダーは、と言うかシリーズ式PHEVは平地の都市部とかで使うにはきっと良い車なんでしょう、数千キロ以上の長距離や峠が連続する山岳地帯などはからっきし向いていない、パワーが無いと言うよりスタミナが無い、一定以上の負荷が掛かると制限を受けてガクンと走行性能が低下する、バッテリーとエンジンが相互にやり取りをして低燃費と短時間の高馬力を発揮させるシステムにて純エンジン車やBEVと比べて使用用途が極端に限られた車、だと思います。

この車を買う前にもう少し調べて買うべきでした、どう乗っても使い方がかみ合ってない。

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Posted at 2025/05/19 19:34:14

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