
タイトル写真は「日本一のモグラ駅」こと群馬県の土合駅。
改札も無いのでホームまで歩いて見物に行けます。
大昔はスキー客で賑わってたらしく駅舎は場所の割に大規模でしたが今は人っ子一人いない無人駅です。

地下にあるホームまで486段(約80m)を歩いて行くわけですが若くもない身体には堪えます、降りたらまた登り返さないといけないのだから大変です。
さて、道路わきにアウトランダーを停めていたら雨で地面がぬかるんで自力で脱出出来なくなり最終的にJAFに救出してもらいました、戒めの為に記録です。

(上の写真はスタック前日ときに撮ったもの、この近くに停めたのでだいたい似たような路面状態でした)
経緯としては道路わきに駐車してハイキングに行きました、帰ってきたころには歩き疲れており飯を済ませてそのまま車の中で寝て翌朝を迎えましたが周りは大雨、夜のうちにだいぶ降ったようでした。
程なくして帰ろうと車の電源を入れてアクセル踏んでも滑って前進せず、泥にはまったのかなとマッドモードにしても脱出せず、ただの平地でなんでまたと車外に出たら路面が沼地と化しており四輪とも見事に沈んでいました。

どうやら止めた所が低地になっており雨が降れば水たまりになるような場所に車を停めてしまったようです、人間でも歩けばズブズブと沈んでいく有様でした。

(左前輪)
アウトランダーにはマッドモードが付いていますが4輪とも埋まってしまえばお手上げです、横滑り防止装置切ってマッドモードでアクセル踏み込んだところで掘り込むだけでもう完全にハマってしまいました。

(右前輪)
アウトランダーの20インチ純正タイヤはエコピアH/L 422 Plusと言う奴で一応マッド&スノーマークは付いていますが所詮はエコタイヤですので全く噛みこまず空転するだけです。

振り子運動で脱出しようにも後ろに大きい石があり後退出来ず、道ではない隙間に停めたのが仇でした。
タイヤ周りを掘ったところで底なし沼のように泥が出て来るだけで足場材を入れようにも4輪全てが沈み込んでいるので諦めました。
電波の入る高所まで歩いて行きJAFに救援要請、1時間ぐらいで来るとの事。
殆ど着底一歩前まで前輪が沈降してますが一番怖いのは水分を含んだ泥がバッテリー及び高電圧系のケーブルに付着して地絡することです、当然メーカーもそれなりに防水対策をしているでしょうけど底部に水を掛けるなとアウトの取説にも書いてあります。
海外じゃ水没した先代アウトが発火したとありますし怖い話です、てか浸水による発火源のバッテリー+ガソリンタンクがある分にEVより危険なんじゃないのかPHEV。
幾ばくかたったところでJAFから道が悪いので救援車を置いて徒歩で行くと連絡あり、こちらも歩いて道を下りJAFの人と合流、軽バン(ミニキャブ?)で来たので二重スタックするかも知れないので前もって道を確認していたとの事。
とり合えず大丈夫だろうと救援車を走らせ現地に到着、後部ウインチで引っ張り上げてもらいます。
上の写真は前面用の牽引フック
前部からアウトを引っ張り出すので牽引フックを取り付けます、しかしここでちょっとしたトラブルがあったのでメモ。
上記の前部けん引フックの他に細長い後部牽引フックがありますが間違えて後部フックを前面用に持ち出してしまいました、しかもなぜかネジ山が合うのか後部フックが入ってしまいました、とは言え少しグラグラとストロークがおかしいのでどうもおかしいとJAFの人とやり取りしてアウト取説で確認しましたがどうにも間違ってない、最終的にもう一度トランクを弄ってもう一本を見つけて無事に接続しました。
勘違いの元となったのがこの取説で前後ともに同じ形状のフックがとりついています。
実物は明らかに形状の違う2本のフックですが、なぜがそれが説明書になってない。
いずれにせよ牽引フックなんて普段はあまり使わないので入れ違いに注意が必要です。
上記のやり取りの後に後部ウインチで引っ張り上げようとするもアウトが重く軽バンが動てしまい失敗、チョークで固定して再度行うもチョークごと地面にめり込んでしまいました。
最終的に軽バンの位置を少し変えて近くの木にロープを通して救援車体を固定して引っ張り上げてもらいました。
初めての救援利用でしたがJAF会員に入っていたので料金は掛かりませんでしたがやはりこういう時には頼りになります。
さて、スタックの原因は周囲や路面を確認せずに安易に駐車した事、翌日の天候を調べず考慮しなかったこと、そして発進の際に車周囲を確認しなかったことです、全く情けない。
通常の抜かるんだ道路ならそれに気付いて回避なり何なり対応できますが、停車中に路面が泥濘と化しタイヤが沈降してしまえばどうしようもない、ですがそんな所に停める方が間抜けです。
あとで確認したら駐車した場所の上方に沢があり小規模な滝が出来上がっていました、それらの水が道路周辺の低地に流れ込み泥濘地帯になったのでしょう、そして定期的に来り返されているようで水の流れも早かったのだと思われます。
周囲は溶岩台地の上に土砂が載った地形だったため水はすべて浸透して川は出来ず、晴れている時はただの平地に見えたました、地形をちゃんと見て置けば少しは予想できだろうに。
実際にどれほど沈んでいたのかは不明ですが、しかし最後に発進前にせめて車から降りて路面状況を確認していればこれ程ハマらずに脱出出来たかも、何も考えずにアクセル踏んだ結果がスタックでした。
帰りに洗車機に入れて全体を洗い流し、洗車場でホイールハウス周りを清掃しましたがホイールの内側の泥がこびり付いてなかなか取れず結局そのままにしましたが、その結果タイヤバランスが崩れて高速領域だと振動が酷く速度を落として走りました。
明らかに自分のミスでスタックしました、うーん情けない。
Posted at 2025/06/14 20:31:16 |
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