
すっかりサーキットから遠のき今年の前半が終わっていきました・・・
もう8月なんですねー
涼しくなった頃にすぐ走れる様に整備しとかないといけないけど手付かずw
今日は晩メシ食べに行ったところに写真の本が置いてあって読んだらちょっと感動!
イメージだけで物騒な雑誌だなーなんて最初思ったのですが、
こんな記事がありました。
東日本の災害である地域が孤立。救助も生活物資も届かない。
そんな時にその地域にあった自然学校の方々がその知識・経験を生かして、人命救助に始まり自然の中から食料や水の確保などを率先して行い生き抜いたと。
そんな中、被災していない地域では生活物資を買い溜めするために生活をお金で買う行動が、、、
対照的です。
便利な生活はそれが機能しているうちは良いのですが、生きるための機能を分業しているので大きな災害があると途端に破綻。
便利な生活を捨てることは今更難しいことだけど、自然の中で生きるために必要な技術は学んで便利さとの両方を持つべき。
火や刃物を扱ったことがない人間が増えている。小さいうちから経験させておくべき。
生きる技術を学ぶべきと。
そしてこんなことも。
「産業が発達しても、未だに人間の勘にしか判断を委ねられないこともある。その緊張がヒューマンエラーを防ぐ。
技術にもっと人間の息吹を」
人間はミスをするけど、ミスに気付けばすぐにバックアップして何とかします。
だけど、、機械やシステムは想定範囲内なら正確に仕事をこなすけど、想定外になった途端にそっぽ向いてとんでもない失敗をし続けることが有り得る。何故ならそれを作ったのは人間だから。
原発。人間を大事に考えたら作るべきではなかったですね。
便利さ(効率)と人命を天秤にかけちゃダメです。
結局この災害で膨大な国費を投じる訳だから超非効率ですし。
電気が沢山いる人(所)は自分で作ればいいんです。
そうすれば巨大な発電所は多く要らない。
個々に発電・蓄電装置を持っていれば災害に大変強い。すぐにでもそんな方向にシフトして欲しいものです。
話は記事に戻りまして、、
森の中でガイドをしている方のお話。
森に出かけると稀に天候不順でその日に帰れない事態があり、その状況で大変役立つのが剣鉈(剣の形のナタ)だそうです。
雨が降った中で火を起こすことは一般的に大変難しいことですが、枯れ木を探し削ってチップを作るのに
剣鉈が好都合とのこと。
腕くらいの木を切るのに鉈は最適ですが、細かく削ったりするのはナイフが適している。
その両方を一本に兼ね備えているのが剣鉈らしいのです。
寝床を作るのにも大活躍。
その方は代々山での暮らしをしており、剣鉈も使い方も親から譲り受けた道具で思い入れが記事から伝わりました。使いやすい様に滑り止めの掘り込みがあったり、手の握りに合わせて削り込んであったり。
刃も、硬い方が欠けにくいけど研いで永く使うにはある程度軟らかい方がいいらしい。
道具を使い倒す方のおっしゃる事は何ともいいですね。生涯使い込める道具って憧れます。
ちなみに災害の中での人命救助にも剣鉈は大活躍したそうです。
刃が丈夫で切る絶つ叩く壊すなど一本で色んな使い方が出来る。
一本欲しいなーと思いつつ、山の中でない地域で持ってると怪しい人に思われそう・・・
何も起きない平和で便利な生活の中の人にとっては、不自然に映る道具。。。
車もそうですが、凶器にもなれば人命を救う道具にもなる。
要は使う人間の心次第っていうこと。
心を鍛えねば!
たまには普段読まない本を読んでみるのも大事ですねー^^
Posted at 2011/07/31 00:27:11 | |
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