クルーズコントローラー取付
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
Veridian Cruise製のクルーズコントローラーを取り付けました。
2
長距離を走るようになったので、腕の疲れが気になってきました。
左腕は軽いクラッチとクイックシフターのおかげでずいぶん楽になったのですが、右腕は細やかなアクセルワークが続くと疲れがたまって辛くなってきます。
Youtubeを見ていたら、外付けクルーズコントローラーを売っているところが二社ほど見つかりました。
MCcruiseはコントローラーが格好よく見た目最高だったのですが、取付がとんでもなく大変そうだったので、Veridian Cruiseにしました。
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準備
サイドカウル、サイドカバーA、サイドカバーBと外し、右側メインハーネスにアクセスできるようにします。
青〇裏:R. ハンドルバースイッチ6Pカプラ
赤〇奥:R. ハンドルバースイッチ(APS)8Pカプラ
販売元のマニュアルにはフューエルタンクを持ち上げて作業するようにとの指示がありましたが、手を差し込むことができればそこまでしなくとも大丈夫でした。
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結線①
ブレーキ操作で動作をキャンセルさせるために、ブレーキ線を取り出します。
車体右側のR. ハンドルバースイッチ6Pカプラのブレーキ線(青黒)を分岐させ、キットのケーブル(紫)とつなぎます。
キットには分岐用のエレクトロタップが付属してましたが、あまり好きではないのでギボシ端子で分岐させて繋ぎました。
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結線②
スロットル動作を模倣するために、キットを割り込ませます。
車体右側のR. ハンドルバースイッチ(APS)8Pカプラを外し、キットのカプラを割り込ませます。
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結線②
割り込ませた後です。
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思いのほか本体が大きく、収納場所を決めるのにかなり悩みました。
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結局、販売元の説明に沿い、本体をこの位置に逃がし固定しました。
ちょっと固定が雑ですね…
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結線③
CANBUSから速度情報/エンジン回転数などを得るために、シート下のDLC 6Pカプラとキットのケーブルをつなぎます。
キット写真右側の赤いコネクターをシート下まで這わせました。
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結線④
コントローラーをハンドルまで引き回して完成です。
旧型でしたのでSet / Cancelしかありませんが、これから購入するとResumeも出来るようになるようです。ちょっと悔しい…
アクセル・ブレーキ操作、エンジン回転数などの自動キャンセル動作も説明書通りにきちんと作動し、安心して乗れそうです。
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---後日---
旧型2ボタンを新型3ボタンに切り替えるべく、ボタンのみを購入しました。
紙にある通りFirmwareの更新を勧められましたので、車両の配線をそのままに本体部分だけを取り外し、本体をPCに繋ぎ更新を行うことができたので、とても簡便でした。
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これから注文される方は、最初から3ボタン対応のFirmになっていると思いますので、この作業は必要ないと思われます。
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交換も済み、無事に3ボタン対応になりました。
ボタンは上から順に以下となります。
・Resume / 巡行速度増加 (+3km)
・Cancel
・Set / 巡航速度減少 (-3km)
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---さらに追記---
「Honda Custom Cluster Switch」なるものが新たに発売されていたので、取り寄せて付けてみました。
両面テープ貼り付け施工で、スロットル側に取付なのでアクセルをひねりながらの操作がちょっと不安ですが、親指が届く範囲になったのでむしろ使いやすくなったようにも思えます。
見た目も純正風な収まりになっていて、いい感じです。
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---追伸----
Aliexpressでパチ物風なやつを見かけました。
・ちゃんと動くの?
・キャンセル条件は適切?
・取付の容易性は?
など、いろいろ気になりますね…
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