PIONEER / carrozzeria AVIC-RZ77  

AVIC-HRZ008からの乗り換え


良い点
・HDDからフラッシュメモリになったので起動が爆速
・楽ナビなのにタイムアライメント機能がある（時間だけでなく音量も1dB単位で調整可）
・音声案内の音量を細かく切り替えられる
・Bluetoothオーディオ対応
・地デジの画質がいい
・SDカード対応なのでカスタムがしやすい
・液晶が明るい
・イルミキーが明るさまで変更可能に
・一時停止ポイントを教えてくれる
・ルート計算が早くなり、料金計算もしてくれる


悪い点
・UIが少し安っぽくなった（見やすいけど）
・オープニング画面がチープ（変更できるけど）
・ナビ→AV画面→入力切替画面の移動時間が少々もたつく
・音量の変更も一瞬遅れる
・Bluetooth3.0だからか音質は微妙（シャリシャリ言う）
・VICSアンテナ非対応（機能的には影響なし）
・CD取り込み不可、いらないけど
・個体によってやたら左折させようとしたり、その逆パターンもあるみたい（社用車と比較して）
・推奨ルートを外れた際の切り替えが遅い
・自車位置がズレやすい気がする、補正は遅い
・ネジがタッピングにコストダウンされている

・エンジンを切るとDVDドライブのモーターがウィンウィン言いながら切れる（故障？）

24/5/18追記
・せっかくスマホと連携して通信ができるのにgracenote機能がないので、CDの楽曲情報が全て不明のまま（カーステと同様の情報しか出ない）
・AUXとCDで音質が全く違う、CDの方が明らかにパワフル（AUXに繋いでいるNW-ZX2の問題？）
→NW-ZX2の出力がしょぼいことが原因だった
ZX300で鳴らしたところ解決

・SDカードの取り込み機能があるのに追加できるオープニング画面が1枚だけ
HRZ008ではCD-Rからの取り込みが必要だったものの、10枚まで追加できる上に、起動毎にランダムで表示できていたのでかなり劣化した


総評
・音質面は確実に良くなった（AUXのみ検証）
ただ、アンプのパワー感は従来機の方がいい？
・ナビも確実に進化しているけど、物足りない所があるのも事実
・液晶は明るく、昼間でも見やすい、画質もいい
・地デジは文句なし
・ラジオは特段変わらず普通
・スマホとの通信ができるので、インターネット接続がより身近になった


しかし、中古相場がほぼ変わらない上位機種のRZ99でいいよね？というのが正直な感想


外部アンプとの接続方法に拘る程の音質マニアでなければ、このナビと同社の1.6万くらいのエントリーアンプをつければ十分満足できると思う
価格を抑えつつ、タイムアライメント機能やグライコのカスタマイズ性を重視したい人にオススメ