ジムニー JA12W エアコン デフロスター修理

フロントガラスの運転席側、デフロスターの風が出ない修理。
画像の中央のぐにょっと曲がった穴のあるステーは擦れて広がってはない。車体によってはかなり山がすり減っていることが多いので要確認。擦り減るとフラップの開閉ができないので、皆さん切り替えの針金をペンチで伸ばしたり、フラップを曲げたりするんです。そうなると後に風は出るが、切り替えが微妙にできないとか更に面倒になります。
そうそう、ぐにょっと曲がった穴を通る滑車も対策品で細くなってるのがあったはずです。まだ新品の部品出るかもですね。
今回は針金の動きが渋いので、グリスを爪楊枝に付けて稼働部に塗り塗り。何度かエアコンパネルのツマミを動かしてグリスを馴染ませればOK。吹き出し口からの埃がグリスに付着しましたが、今回はスルーします。

足元の風の切り替えフラップが開閉するのを目視で確認して、指でスポンジが加水分解してないかも確認します。今回も問題無し。となると、画像左下の黒いノズルがメーターの裏で外れている可能性が高い。ステアリングのシャフト左側、クラッチペダルの上側から手を入れてノズルの嵌合を確認すると、やはり外れていました。ちょいと接続したら無事にデフロスターが動作するようになりました。ワイヤー留めるクリップも緩くなってたりするので気をつけてます。

JA11の話になりますが、JA12やらJA22と違い、エアコンの操作パネル裏の切り替え金属ステーが破損しやすいので、対策済み部品があります。その他、ワイヤーやら、その他ステーなど、車体の色々な部品が対策品に変わってますので新品や中古で集めてから交換すると幸せになれます。