伏見様はマツダ株式会社に在籍され、ロードスターレストアプロジェクトにも携わっていらっしゃいます。
ご自身もNAを所有されており、NAについて大変造詣が深い方です。
水落様のお力添えもあり、今回スペシャルゲストとして参加していただけることになりました。
どんなお話を聞かせていただけるのか、皆さんワクワクしてる様子です。
伏見様のお話はレストアの話題や、部品供給の話題が中心でした。
司会者から電装系部品を例とした保守整備についての質問に対して、アドバイスをいただたくなど、具体的な話に参加者は熱心に耳を傾けていました。
また、現在廃盤となっているパーツを再販するにあたっての問題などはなかなか聞くことができないので大変興味深い内容でした。
技術的には再販は可能でも、それにかかるコスト等いろいろと考えると、メーカーとしての対応は難しいものも多いのでしょうね。
意外だったのは海外でのマツダ純正部品の需要の少なさ。
サードパーティで純正より安価な代替品を販売していることも多いらしく、あまり売れていないそうです。
それを聞いて私たち日本国内のオーナーのために頑張ってくれていることに、あらためて感謝したいですね。
水落様からはRCOJ発足当時のことやオフレコな内容(笑)を楽しく聞かせていだきました。
元々RX-7が好きでマツダに入社されたそうですが、発売前のモニター車両のNAに乗ってハンドルをきったとき「良い車だ!」と感じられたそうです。
きっとこれが後の運命を決める最初の一歩だったのかもしれませんね!
そしてM2に在籍していたときには「オーナーズクラブの全国組織をやってほしい。」との声もあったそうですが様々な事情で話は流れました。
その後M2を閉めるタイミングで「オーナーズクラブの全国組織」の話を思い出し、歳をとったときにオーナー達と「あのときはバカやったよな!」と笑い合えたらいいなと思ったのがクラブ発足のきっかけだそうです。
「皆さんが楽しいと思えること」「皆さんが笑顔になれること」「皆さんが幸せに暮らすこと」を考えながら続けてきたRCOJは今年で27年だそうです。
その長い年月の間に私たちロードスターオーナーの数え切れないほどの笑顔があったことでしょう。
RCOJはその笑顔を生み出すための大きな役割を担ってきたのではないかと感じました。
苦労もたくさんあったと思いますが、笑顔で楽しそうに語るその姿からは今後のロードスターオーナーとRCOJの明るい未来を感じさせてくれました。
盛り上がったゲストトークの後はオープンギャラリーに移動して記念撮影です。
ご覧ください、この写真!
施設建物の上層階からの撮影なのですが、空撮のような視点からの写真は新鮮かつ素晴らしいではありませんか!
そしてこちらは集合写真!
プライバシーに配慮してモザイクをかけておりますが、みなさん素敵な笑顔です!
記念撮影が終了したらフリートークタイムです。
受付時にお配りしたエントリーシートは各車このように掲示していただきました。
興味のある番号のお車があれば、名札や名簿で番号を確認してオーナーさんを探していただけるようにしました。
あちらこちらで参加者同士の楽しい会話が聞こえてきます。
お互いの素敵な愛車を褒め合ったり、維持に関しての苦労話をしたり、当時の懐かしい思い出話をされていました。
それにしてもこの光景、NAファンにとっては最高ですね!
右も左もNA、NA、NA…。
たまりません…。
そして最後はプレゼント抽選会です!
景品はNAやマツダに関するグッズなど盛りだくさんです!
当選者は袋詰めされたプレゼントを一つ選びますが、中身は外からはわかりません。
何が当たるか運頼み!
惜しくも当選しなかった人には残念賞。
NA純正アルミホイールを製造したENKEIにちなんで、『ENKEIアルミホイル』です(笑)
皆さん笑ってくれて、お後がよろしいようで(笑)
楽しい時間はあっという間に過ぎていき、閉会の時間となりました。
「このクルマを手に入れるほんの少しの勇気を持てば、きっと、だれもが、しあわせになる。」
参加者の皆さんがこのフレーズの通り、ユーノス ロードスターを通じ、この日またひとつしあわせな時間を味わうことができたのなら、それは私たちスタッフ一同、何よりの喜びです。
今回参加していただいたすべての方に、そしてご協力いただいたすべての方に、心より感謝申し上げます。
EUNOS ROADSTER LOVERS MEETING実行委員会