考古学者のブログ一覧

そこで、春頃から、自分(ひとり)で耐震化(軽量化)工事を始めました。

総延長24ｍ。塀の内側では、南側に沢山の樫の木が繁茂し、北側には父親が作った農機具小屋があります。

　まず、農機具小屋の解体作業から着手…。古い農機具も処分。

　小屋部分を解体後、更地にして、ブロックの解体作業に着手。解体対象のブロックは多量になるので、後の転用を考え、壊さないように丁寧に解体作業に着手しました。

　ブロックはディスクグラインダー(ダイヤモンドカッター)を使って切込みを入れて、タガネやバールを使って丁寧に解体。ところが、所々に鉄筋が入っています。コンクリートはダイヤモンドカッターで切れますが、鉄筋は切れない。鉄筋を切断するのは切断砥石。切断砥石は鉄筋は切れるがコンクリートは切れません。

　そこで、鉄筋がある部位をカットして、鉄筋だけを露出させて切断して、ブロックは形をとどめて解体。機械はハンディな通常のサイズなので、作業は極めて大変でした…。両腕・両肩を酷使します…。

　作業の進捗状況です。上３段と最上部の屋根を撤去していきます。場所にゆっては、お隣さんの敷地に入っての作業となります。

　リクシルのアルミフェンスをネットで発注。ブロックの切断が終わった段階で、北端から設置を開始しました。曲げずに垂直に…、慎重に…。

　耐震化が完了しても、休む暇なし！カットした大量のブロックは処分も大変なので、100％リサイクしたいと思います。

　まず、解体の際に発生した廃ブロックを使って南側には大型の花壇(菜園)を設置します。ここはたくさんの樫の木があった場所です。樫の木はすべて伐採し、乾燥させてキャンプ用の薪に…

　南側半分の整備が終わった状況です。春までに土を沢山入れて何かを植えたいと思います。 

次は、北側半分の整備です。多量に残ったブロックは処分も大変。そこでこれを転用して、ひな壇にしてプランターや植木鉢を置くスペースにしました。

竣工の状況です。解体したブロックはほぼ100％転用しました。家の周りに散乱していたプランター類をここにまとめまてすっきり、しかも管理がしやすくなりました。

約４か月に及ぶ作業でした。過酷な夏の暑さに耐えながら…