何年前のことだったでしょうか?14~15年くらい前…だったかな?
秋に京都に出張、新幹線のホームで立っていると目の前をドクターイエローが通過。一瞬ではありましたが、中でパソコンをたたく技師らしい人がたくさん見えました。とてもラッキーな出来事でした。
その後、お土産を買おうと駅構内に降りると、何と目の前に「松茸コーナー」が…。京都の専門店が臨時の売り場を設けていたようです。大きいのもありましたが、指くらいの太さの小さい松茸が7~8本入った籠が8,000円くらいだったかな?清水の舞台から飛んだ気持ちで購入、家に帰るとかみさんが「松茸ごはん」を作りました。
地元産の松茸も食べたことはありますが、その松茸ご飯の香りときたら…!!ドクターイエローのおかげ?
かみさんが自治会の集まりに行っている間に、私の両親と息子2人で美味しくいただきましたが、気付くと…、炊飯器は空に…、それを食べようと楽しみにして帰ってきたかみさんに、家族みんなで「とても美味しかった~!ありがとう!」。
松茸の季節になると、毎度その話題になるので、そろそろかみさんの怨念を解くために国産の美味しい松茸を…と考えましたが、地元の松茸も信じられないくらい高い…。それならば…と、ネットで京都の松茸専門店を検索し「発注!」。この方が間違いないと考えてのことです。値段等は直接…とのことで、電話をしましたが、とても丁寧な応対でした。
荷が届き、かみさんとうやうやしく開封…。小籠で15,000円でしたが、想像以 上の量で驚きです。
「松茸らしい綺麗な松茸の満員電車や~」。松茸飯・松茸吸物・焼松茸で乾杯!
怨念は解けたようです…
キャンパー、何とか完成しましたが、結構背が高く車庫内に置く場合も制約が…。車庫は屋根の勾配のため奥に行く程天井が低くなり、キャンパーが一番奥まで入らないのです。特に屋根の上に飛び出した天井換気扇の排気筒が計算外でした(TT)。
現状で、次男の86とかみさんのスペーシアは楽に入りますが…、キャンパーを置くと車庫内にデッドゾーンが多く生まれてしまいます。しかもFJはバンパーが数センチはみ出してシャッターを完全に閉じることができません。最初はこれで我慢しようと考えましたが、何か落ち着きません。
何とかしようと考え続けましたが、別な場所に移すのであれば母屋別棟の軒下しか選択肢はありません。そこでキャンパー専用の収納台を作成して軒下に置き、その上にキャンパーを収納することにしました。
台がある方が軽トラに積む時楽です。荷台と同じ高さの収納台なら、ウインチも不要で人力で積載できるのですが、積載時のキャンパーの屋根は軒よりはるかに高い…、詰めが甘い…。でも気が向いた時に、ここにこもって、音楽を聴きながら酒が飲めます!そのまま寝ることもできます。
ところが、かみさんから「雨に濡れずに洗濯物が干せる唯一の場所だったのに…」と駄目出しが…
「ぢゃ~屋根を作ってやる!カーポートにもなるぞ!」ということで、作業開始!
単管を使い、強度を持たせて(私が上を歩いても大丈夫です)、安価に短時間で完成!軽自動車なら2台入ります!軽トラの置き場も完成で、一石二鳥!!
キャンパーは雨には濡れませんが、訪ねてくる人が皆「あれは何ですか?」と、真っ白で目立つ変な構造物に関心を示すので、常時は葦簀でカバーすることにしました。
それでも…「何ですか?あれは?」「あれはロンドンです。」
早く見たいな「モータル・エンジン」???
PS.ちなみに台風24号の強風に耐えました…\(^o^)/
内装はここまでできましたが、まだドアがまだついていません。
この写真を見ると、「これが軽トラの荷台か?」と驚かれるかも知れませんが、いろいろと頑張ったら何とか…こんな感じになりました!\(^o^)/
でも実際に入ると狭いです…。
以下、ここまでの工程をご説明させていただきます…
キャンパー本体の微調整整形(屋根の縁など不要部分のカットやパテ埋めなど)が終わった段階で、壁と屋根の接合部や屋根の縁などをFRPで補強しました。続けてシーラーで木部外壁の下地処理加工を施し、最後に車体と同じ白にペイントする予定です。
でも内部は木の自然な色調のままにします。ニスも塗らない予定です。狭いながらも落ち着ける空間です。ところが内装を始めると本当にとても狭いことを実感することになりました。
外部塗装の前に内装を完成させます。
最初に二段ベッドの設置です。二人宿泊できるよう小屋の片側に二段ベッドを設けるために、角材で丈夫な骨組みを作りました。通路側中央部には補強材を兼ねたハシゴ、ハシゴの上部は上で寝る人の転落防止柵に加工しました。
1段目のベッドの下は収納庫です。ここには冷蔵庫の代わりの大型クーラーボックス・簡易水洗トイレ・バッテリー・キャンプ時とキャンパー積載に使うジャッキなどを収納する予定です。
ベッドは二段とも、キャンプマットを二重にしたものを貼りクッション性を持たせています。室内の導線を広く保つために、ベッドは足側と頭側を中央部よりやや狭くしました。いずれのベッドも横にアルミサッシ窓があり、網戸付きなので夜も快適(な筈)です。夏はレースのカーテン、冬は保温性のあるカーテンなどで対応したいと考えています。冬は寒さ対策のため断熱材パネルで内側から蓋をすることも考えなくては…
さて、ベッドと反対側にテーブルとイスを作り付ける予定でしたが、予定の大きさの椅子(収納を兼ねた四角の木箱)の試作品を作って、それに座ってみたところ、極めて狭く座り心地がとても悪かったので、手持ちの椅子(キャンプ用)を置いてみると良い感じです。そこでテーブルのみ作りました。この椅子ならキャンパーの外でも使えます。
テーブルは完全な固定式を考えていましたが、室内を移動中に邪魔になるので、簡単に折りたためるように跳ね上げ式に変更しました。
足元は市販の杉材のスノコを買ってきて、一旦解体し隙間を詰めて低くして、床の補強材の間を埋めてフラットな木製の床になるように仕上げました。
◆キャンパー内の設備の優先順位はベッドが一番なので、これを最初に作成。次がテーブルと椅子でした。紙(ラフな設計図)の上では使用可能と思われたサイズや空間も、ベッド設置後に実際に残った空間で実際に試してみると、ん~狭い…。
そこで持っていたキャンプ用の椅子を導入してみたところ居心地は改善されましたが、その分ミニキッチンを更にミニにする必要が生じました。予定のシンク設置の空間は確保できますが、調理台がかなり狭くなります…というより消滅しそうです。
調理中のみ作業スペースを拡張できるようにするか、シンク上部に俎板を置けるようにするか…など、何とか設計変更で対応します。カセット式ガスコンロも置きたいので…
さてさて、いよいよそのミニキッチンの製作です。ちゃんとした設計図は書きません!行き当たりばったりの現場合わせの施工になります。
シンクの下に20ℓのポリタンクを置き、足もとのスイッチを踏めばタンク内の電動ポンプが作動し(ハンズフリーで)水が出せるようにしました。排水はアクセスハッチを経由して車外にホースで流せます。車外への排水が困難な場合は、別なタンクを回収用にして対応することも可能です。狭くなったのでもう一つのタンクはスリムな形状(10ℓ)のものに変更しました。
キッチンの作業台はテーブルと同様に跳ね上げ式にしました。このように垂直に立てた状態で収納(専用の金具で固定)します。左側の前室部分も、物を仮置きしたり配膳用などに使えるので、何とかなりそうです。
調理などの際は作業台を簡単にセットできます。こんな感じです。また、タンクとシンクとの間に空間ができたので引き出しも作りました。キャンプ用の鍋など調理用具はここに収納できます。赤丸部分が水道用のスイッチです。踏むとシャワーノズルから勢いよく水が出ます。
ミニキッチンからの排水用のアクセツハッチ(船舶用)です。中から排水ホースを押し出し、使用が終われば引き込むだけですが、このハッチを使えば、夏に車外でシャワーも可能です。
でもスイッチは室内、外でシャワーを使用する際は誰かにスイッチ踏んで貰わないと…、ケーブルを延長させて外部から操作することも可能ですが、そこまでは…´_`
ベッドの下、後部側の収納スペースです。大型のクーラーボックスを冷蔵庫代わりにします。ビールは冷蔵庫より氷を入れたクーラーの方が冷えます。昔、高知県まで釣りに行っていた頃に使っていた大型クーラーがありました。その名も「トランク大将!」。最近は使っていませんでした。ベッドの下に置き、横からも出し入れできます。
収納スペースの中央部です。テーブルとセットで作り付けようと考えていた椅子の内部に小型の簡易水洗トイレを収納する予定でしたが、椅子が前述のようになってしまったので、トイレはこの部分に収納することになりました。
ここには車の荷台固定用(キャンプ時用兼キャンパー積載時用)のジャッキ4本も収納します。
トイレの使用時はこんな感じです。この簡易水洗トイレは薬剤の入った水で洗浄し、流した『物』は下部のタンク内に溜まります。流した後も自動的に蓋が閉まるので、一応密閉式ではあるようです。
あくまでもトイレが無い場所でのキャンプに備えた緊急用ですので、使うことは滅多にないと思います。災害時の使用等を想定した製品のようです。
キャンパー内で快適に過ごすための電源(バッテリー)もベッドの下、前の方に収納です。バッテリーは専用の金具でちゃんと固定しました。キャンパー側の電源は車両からではなくここで賄います。
バッテリー収納スペースの側壁(通路側)にはコンセント類を設置しました。バッテリーは夜間のLED照明やキッチンの水用ポンプ、ルーフベントのための電源ですが、キャンピングカーらしく100Vのコンセントも2口設置、12VのシガーソケットやUSBポートも設置しました。使える機器はPCやオーディオ程度ですが…。
バッテリーのコンディションや充電状況を確認するため、オルタネーターチェッカーも設置しました。これらは購入ではなく、手持ちの機材を再利用です。
右端の赤いスイッチがKILLスイッチ(船舶用)2,073円、これだけ購入。バッテリーをしばらく使わない時はこれで電気を完全に遮断しますが、その場合も太陽光パネル(前室の窓付近に設置)からの充電は続けます。
ソーラーパネルです。通常は前室の窓の位置にセットしますが、ケーブルを長くしてあるので、キャンパー内のいずれの窓にも移動可能です。
キッチン部分で加熱調理等をすることも考え、天井にはルーフベント(換気扇)を設置。トイレを緊急使用する時にも役に立つ…かな?天井中央にはLED照明を付けました。明るくて満足です。
右側の壁の上部は、収納用の長い棚にしました。原則、軽い物用ですが十分です。走行中の揺れに対応するための柵付きです。いろいろ置けそうです。
室内の整備は殆ど終えましたが、後部のドアを作成し設置しなくてはなりません。外壁のペイントもまだです。暑くて作業が捗りません。早く涼しくなって欲しいものです。
今回の(その4)で完成と思っていましたが…まだまだ 【つづく】
追伸 懲り過ぎた…と言うか、欲張りすぎたでしょうか…、現時点でキャンパーの重さは約235㎏となってしまいました。ドアを付ければ250㎏くらいになるでしょう。本体の下に設置したキャスターの耐力は270㎏…、ポリタンク1個に水を入れれば限界値です。車としては荷台は350㎏まで大丈夫のようなので、積載時にクサビでキャスター部分を養生すれば問題ないと思います。
そうしないと人が入れません…(TT)/~
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