
半年以上前になりますが記録として
2018年9月から5年ぶりにドリフトしてきました。
場所は備北ハイランドBコース、
タイヤ交換ドットコムさん主催の走行会でした。
先にまとめると、車も走行も大きな問題なく全行程を終了しました。
備北Bのコーナーは低速から高速までバリエーションさに富み、チャレンジしがいのあるテクニカルなコースで非常に楽しかったですし、5年ぶりに踏み切るFCは至福の時と格別の満足感をもたらしてくれました。
以降、つらつらと。
📝 5年ぶりに
5年って過去最長のブランクですが、休日のフリー走行枠が少なかったり、積車で行くのは時間的にタイトだったり、金銭的にとか、booFCさんのような連れ出してくれる人の不在とか、まあ行かない理由に事欠かずにズルズルと5年も経ってしまいました。
今回いつもお世話になっているタイヤ交換ドットコムさんからお誘いいただき、「いっちょやったるか!」となった次第です。
「近況」にアップしている通り、FCは折を見て転がすようにはしています。
ただ文字通り転がすだけなので、車両の真のコンディションや身体がFCを覚えてるかなど不安は山積です。
そして備北Bって1コーナーで土手駆け上がるのとか横転したりといったイメージが強くて、3コーナーから先のコースのイメージも全然ない。
どこを楽しめば良いのか見えてこないサーキット…というイメージでした。
そんな訳でテンションが上りきらない道中でした。
📝 ヘビーウェット
走り出しては1枠目はスピンまみれ、1コーナーはノロノロ2速侵入という5年のブランクなりの走りでした。
その後豪雨に見舞われ
ヘビーウェットでの走行に。
with KENDA KR20Aということで薄氷を踏む思いで走りつつ、3コーナー・裏ストレート後の左コーナーで嫌と言うほどのスピンまみれ。
特に裏ストレート後の左コーナーはドライでもスピンすることが多くて手を焼きました。
📝 ドライに
その後ドライになって、タイヤをSHIBATIRE TW380へチェンジ。
この頃には楽しさ>>不安の心底エンジョイモードで、走行枠のほとんどをコースインしていました。
FCの調子も良好で、
最終コーナー立ち上がりは転がし時には決して味わえない加速感とサウンドでホントに最高でした。これぞRE。
調子の乗ってドリフトしているうちに遠心力で体の方が音を上げてきました。
一つは頭にかかるもので、終盤は強く横Gかかかるとそれ抗って頭を支えるのが辛くなってきてしまいました。
もう一つは身体にかかるもので、シートのホールドの弱さを筋肉を使って補っているのか、後の筋肉痛が凄まじかったです。
この辺りは次回以降の課題だなと感じつつ、とりあえず走り切った満足感に浸りつつ帰路につくことが出来ました。
📝 ドリフト選手と
途中、FDJ3(2024シーズンはFDJ2)・D1 West Division参戦中のEizyo Noguchi選手の後ろを走らせて…いや、ついて行こうともがいてみました。
走っている最中はただもがいただけでしたが、現役選手のライン取りをもっと見られればよかったなと思いました。
もう1台、意欲的に走りまくっていたNoguchi選手のお知り合いのS14の方がおられて、上手いな〜と思っていたらドリフト始めたのがここ数年ということでした。
自分と同年代の方が最近ドリフトを始めて、そして数年とは思えないほど上手いというのが驚きました。
海外に比べて国内のドリフトは元気ないように感じているので、老若男女を問わずドリフト人口が増えるのは嬉しいなと感じます。
📝 コース
見えてきた自分なりの楽しみ方とポイントを記しておきます。
①車速のせて飛んでく1コーナー
のんびりアングルつけちゃっていますが、それでも飛んでく感覚は快感以外の何物でもありません。
②その後タイトなリズムで振り返していくコーナー群
比較的スピードがのる1〜2コーナに続くのはタイトなラインの3〜5コーナー。
ここでは左足ブレーキ使ってみました。
③その先の右ヘアピン〜右3速からの左ヘアピン
右ヘアピンは1〜2速で、そこから3速までシフトアップドリして、コーナー終わりで振り返して左ヘアピン。
当日はまともに3速でドリフトさせられませんでした。
④裏ストレート
幅狭いので小卍気味で。
⑤左コーナーから振り返しての最終コーナー
ここの振り返しは最後までラインが見えず難しかったです。
振り返し後に最終コーナーのアウト側をなぞるようなラインが良いようですが、苦手なんです、アウトアウトクリップ狙うようなライン取りは。
⑥ホームストレート
いずれは最終コーナーから卍切ってつなげられたらと夢想しています。
自分にとっての正義は全周ドリフトなのです。
冒頭で「どこを楽しめば良いのか見えてこない」と書いた備北Bは、走り終えてみれば何箇所もチャレンジしがいのあるポイントがある非常に楽しいサーキットでした。
📝 左足ブレーキ
今回左足ブレーキに初トライしました。
言語化出来るほど理解出来ませんでしたが、2コーナーから先の連続振り返しや、最終コーナー前の振り返しなどで使ってみてスピードコントロール・姿勢の安定化に有用な印象でした。
これをアクセル入れながらやってこそ活きてくるはずですが、今後もっと落ち着いてできるようになってからの課題です。
📝 ハンドル
RAPFIXⅡを入れてハンドルは以前より大分手前になりましたが、全く違和感なく走れました。
これまでハンドル操作優先のポジションだとペダル操作に窮屈感を感じていたのがなくなりました。
📝 タイヤ
SHIBATIRE TW380のグリップは「喰ってる」感じがありながら、スライドさせるのに手こずるようなものではありません。KR20Aを長く使ってきた身には慣れが必要でしたが…。
特筆すべきは耐摩耗性で、結構な時間交換することなく走り続けられました。
KR20A比で二回りくらい上回っている印象でした。
🙏🏻 謝辞
最後までこれといったマシントラブルはなく、FCを走らせ続けるのにお力添えして下さっている
郷田レーシングさん・タックインスピードさん、そして
タイヤ交換ドットコムさん・
合同会社中川さんには感謝しかありません。
いずれか一つを欠いても自分のFCは存続し得ないのです。
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走行会 | 日記
Posted at
2024/07/05 05:00:51