妻が初めての子供を授かったことが分かり、二人ともほとんどペーパードライバーの私たち夫婦が、慌てて選んだ車が初期型のカローラクロスでした。
無事に生まれた赤ちゃんと妻を迎えに行った帰り道の運転で、責任感から震えていたハンドルを握る手。家計のためにディスカウントストアに遠出して、赤ちゃん用品や日用品や食料品をいっぱいに積み込んだラゲッジスペース。保育園への毎日の送り迎えでどうしても通らないといけない細い道での行き違い、譲り合い、生垣で擦った左サイドミラーの悲哀。
振り返ると長女の成長のそばにいつもいてくれた車でした。二人目の子供を授かった妻から三列シートスライドドア必須との厳命を受け、最終的には私も納得して明日ミニバンに乗り換えるのですが、車が新しくなる喜びよりも別れの喪失感が今は大きいです。ありがとうカロクロ、さようならカロクロ、いつかまた会う日まで。
納車時のカロクロ。カタログカラーのダークブルーマイカメタリックは、「ダーク」とは言うものの、日中の屋外では鮮やかに空を映し出してくれます。
納車から半年経ったカロクロ。このボディカラーはホコリや水シミが非常に目立ちやすいので、思い切って専門店でコーティングを施行してもらいました。
アティチュードブラックマイカ(たぶん)のカロクロとツーショット。日中の鮮やかな発色とは違い、夜や雨の日には落ち着いた表情を見せてくれます。
同色(たぶん)のヤリスクロスとのツーショット。フロントロアグリルの金属調塗装の有無で、全体の印象が大分変わりますね。
プルバックミニカー(左)と1/30ダイキャスト(右)。長女が物心ついた時に「毎日この車に乗ってたんだよ」と見せたら、カロクロを思い出してくれるかな?
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2023/12/15 23:16:07