MSD6A取り付け
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
1年ほど前に入手した中古のMSD6A(6200)をようやく取り付け。本体、ブラスター2コイル、タコメーター用アダプター(8910EIS)のセット。日産のサファリかなんかで使っていたらしい。
コイツは3000rpm以下の回転の際に、1回の点火タイミングあたり3回放電をするというタイプのCDI。旧車・キャブ車にはかなり効果があるという口コミは見聞きするが、MGBではどうだろうか??
既に取り付けているデスビ、123Ignitionとの併用はOKらしい。(海外の123ignitionBBS記載内容によると)
ちなみに専用のブラスター2コイルは一次抵抗が0.8Ωしか無い。今使っているデスビ123ignitionでは最低1.5Ω以上の一次抵抗を持つコイルを使う必要があるため、現状ではルーカスのスポーツコイル(一次抵抗3Ω)を使っているが、このルーカスコイルとは互換性が無い。
出先でのMSD6A故障時、CDI無しのイグニッション系統に復旧させるにはブラスター2コイルへ外部抵抗(0.7Ω以上)の追加が必要と思われる。
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本体裏の回線図。
これを参照しながら取り付け。
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まず初めにコイルはルーカスのままMSD6Aの取り付け&動作確認。
試行錯誤したが、この図のオレンジ枠内の配線では動作した。タコアダプター8910EISを使った配線だとエンジン始動せず。
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8910の配線図。MSD6A本体と緑&紫の配線で直接接続される8910EISとは異なる配線。このやり方で試すも、エンジンはかかるがタコメーターは動かない。
そもそも使っているタコメーターがスミス製のかなり古いものでイグニッションスイッチからコイルに伸びる配線をクルッと一巻きメーター裏のセンサー部に巻きつけるという方式のもので、タコアダプターが8910で正しいかも定かでは無い・・・
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タコアダプター無しで組むとエンジンはかかる。しかしイグニッションオフでもエンジンが止まらずにランオン状態となる。
仕方が無いのでMSD本体へ給電しているコネクターを外してエンジンを止める。チャージランプは付いているのにエンジンがかかり続ける状態だった。
MSDのトラブルシューティングについて色々検索すると「オルタからチャージランプに伸びている配線に整流ダイオードを追加する事で対処できる」とあるのでAmazonにて1A100V規格のシリコンダイオードを入手。10個で100円。
どうやらチャージランプ側から電流がわずかに逆流する事でMSDが誤作動し、点火信号を出し続ける様子。
イグニッションスイッチをオフにすると燃料ポンプも動作は止まるので、キャブのフロート室に溜まってるガソリンが無くなれば自然にエンジンは止まるはずだが。
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画像5を参照して整流ダイオードに端子を取り付け。久々のハンダ作業。オルタ➡︎チャージランプという一方向のみ電流が流れるように作成する。
画面右側から左側に一方通行に電流が流れるイメージ。
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なぜかダイオードは方向が逆・・・・
オルタ➡︎チャージランプ、が正規の流れる方向では無いのか???
とは言え、やっと普通にイグニッションオフでエンジンが停止する様になった。タコメータは相変わらず不動。対策を調べねば・・・
MSD6A本体はエンジンルームの右フェンダー付け根付近に配置。レイアウトが何とか定まってきたのでコイルをルーカスから専用のブラスター2に交換、プラグのギャップをシクネスゲージを使い1.1mmに拡大する。
試しにエンジン始動すると、コイル変更&プラグのギャップ広げの効果かアイドリングが力強く変わった事が排気音から確認できた。
試走したいところだが、本日は時間切れのため今後の予定とする。
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整流ダイオード部分の作り直し。念には念を入れ、ダイオードの方向を2通作成。コレで合わないって事は無いはず。
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