リモスタ取付け&クラッチスタート制御②
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
2
3
4
〇金具類
と、頭の中で必要なものを考えて、一気に作業できるように準備しました。
5
何しろ、最初に一番苦労すると思われたのがシフトノブを動かしたときのニュートラルの位置を検出するマグネットセンサーの設置。(「最初に」と書いたのは、もちろんこの後にもっと苦労する作業があったからです)
先人のブログなどを見ると、様々なやり方をしているようです。
ジムニーの場合、シフトノブ下側にあるゴムブーツをめくってシフトノブそのものに金具を取り付けて、ニュートラル位置を決めていく一択だと思われ、
6
まずは、シフトノブを二つの金具で挟み込む形でL字金具をはめ込むことができるような細工を施します。
7
このL字金具に、車の進行方向に並行する形で、もう一つ金具を取り付けます。
あとは、車体側と金具側にそれぞれマグネットセンサーを取り付けて、シフトしたときにセンサーがどう反応するかをテスターで見ていくわけです。
8
さんざ(1時間くらい)微妙な位置決めをした結果、どうしてもニュートラルと1速、バックを切り分けられて、かつ3速と5速も切り分けられる場所が見つからず…
ニュートラルと3速と5速はマグネットセンサーが反応(通電=エンジンがかかってしまう)
1速、2速、4速、バックはマグネットセンサーが反応しない(非通電=エンジンはかからない)
というギリギリのところを、センサーの位置として決定しました。
9
まぁ、さすがに坂道で3速と5速に入れて駐車することはないから、という言い訳で。
それで決まったのがこの位置です。
ここで一旦金具を外して、グラインダーできれいに角を処理します。
10
ニュートラル位置(通電)
11
一速(非通電)
12
バック(非通電)
13
センサーの位置が決まったら、次がスイッチの処理。
クラッチセンサーの配線に細工を施します。
前回の章で書いたように、クラッチセンサーにつながるカプラーの上側2本のうち、片側には分岐配線、反対側は切断したうえで、切断した上側と下側にそれぞれ分岐配線を繋げます。
この作業がこの一連の作業で一番大変でした。
何しろ狭くて体と手がうまい場所で使うことができず、ニッパーやペンチが片手でやっと使えるという状況。
切断して残った短い配線にギボシ処理など1000%無理。(先人たちはどうやったんだろう???)
14
なので、エレクトロタップを用意し、切断しない側には普通に一つを繋げ、切断する側には2つのエレクトロタップを繋げたうえで、その真ん中をニッパーで切ることにしました。
15
当然失敗は絶対に許されません。だって、切った配線を繋げることなんて二度とできなさそうだから。(コードの被覆を剥くことでさえ、おそらく不可能…)
エレクトロタップだって必ずしもちゃんと繋げられたか怪しいから、何度も何度もテスターで通電を確認した後、覚悟を決めて切断する側の上下配線の真ん中をニッパーで切断しました。
テスターで確認してあるとはいえ、上下それぞれの配線にきちんと電気が通ったことは、今回の作業で、もしかしたら一番感慨深いところかも。
16
これがつながれば、後は粛々と作業を進めるのみ。
運転席右側に余っているカバーに穴を開けて、3方向スイッチを固定。
17
シフトノブ側の配線処理
18
スイッチに配線
一応、スイッチにつながる配線は、前回の章のときに図で紹介した線の色と同じです。
19
スイッチ背面
20
フォグスイッチ横にはめ込んで、すべての配線は終了。
実際に、3方向のスイッチごとのエンジンのかかり方、リモスタ使用時のスイッチ(ON二)のときにおけるシフトノブの位置ごとのエンジンスタートの切り分けを確認して、すべてOK!
振り返っても、クラッチセンサーの配線が一番厄介でした。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク