AdBlue®の補充
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
200系ハイエース5型以降のディーゼル車(1GD-FTV型:2,800㏄搭載車)の定例儀式となったAdBlue(アドブルー)の補充です。
いわゆる5型のハイエース/レジアスエースではメータ下部のマルチインフォメーションディスプレイに走行可能な残距離が3,000kmになった所で注意メッセージが表示されます。
このメッセージは一瞬表示されて消えます。
表示切替ボタンを押していく事で表示させることもできます。
この距離表示はカウントダウンされず、2,000kmを下回るまでは3,000km表示で固定されます。
警告灯も点灯しません。
5型/6型ハイエースではこの残り3,000km表示が出ないとAdBlueの残量は判りません。
7型以降でタンク容量が10リットルへ拡大されますが、7型からは切替表示で残距離にかかわらず残量がインフォメーションディスプレイにて確認可能になっています。
2
いよいよ残り2,000kmを切ってくると警告灯が点灯して、距離のカウントダウンが始まります。
カウントダウン表示はボタンを押して切り替えない限り常時表示となり、表示切替を行ってもエンジンONで再びトップ表示されるようになります。
なにがなんでも運転者へ伝えようとする意志が伝わってきます。
それもそのはずで、距離が0kmになってもいきなりエンジンが停まる事はありませんが、その状態で一度OFFにするとエンジン再始動できなくなるからです。
この場合、約3.8リットルのAdBlueを補充すると始動可能です。
この残り2,000km表示でのタンク残量が大体2リットルだそうです。
3
AdBlueはガソリンスタンド等でも補充可能ですが、今回はオートバックスで購入してきました。
5型ハイエースのAdBlueタンク容量は約7.4リットルあります。(7型以降は10リットルに拡大)
残り2,000km表示でタンク残量は約2リットルなので、この5リットルボトル補充で大体満タンになります。
なお、AdBlueは長期保管ができないので7.4リットルタンク車においては残2,000km表示時に5リットル補充するのが余らないので良いとされています。
4
ハイエースの場合、AdBlueの補充ノズルはエンジンフードを開けるとあります。
青いキャップがAdBlueのものです。
(6型以降はキャップ形状が少し違います)
キャップを開けて補充します。
残2,000kmを切っているので、全部流し込んでもあふれる事はありませんでした。
AdBlueは走行状況にもよりますが、大体1,000km走行で1リットル消費されるといわれます。
5型ハイエースの場合は満タンで約7,400km走行が可能です。
最近のクリーンディーゼル車は、このAdBlueの補充やDPR(ディーゼル排ガス浄化装置)目詰まり等、以前に比べてガソリン車より手が掛かります。
車体費用もディーゼル車は高めです。
そんな事から以前はディーゼル派であった方もガソリン車へ乗り換える方もいます。
私は以前はガソリン車派でしたが、最近は距離を結構走るようになったので燃料代と燃費から今はディーゼル派です。
5
【参考①】
インパネ部に貼られているAdBlueに関するコーションラベル。
6
【参考②】
7型ハイエースのAdBlueキャップです。
5型のキャップと少し形状が異なります。
キャップ周りにゴムが付いています。
7
【参考③】
7型ハイエースのインフォメーションディスプレイです。
残量が常時確認可能です。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク