HANKOOK Ventus Prime4 215/55R17  

新たに履き替えたHankookのVentus Prime４、ホイール装着前に感じていたショルダー付近の高い柔らかさに反して、なかなかしっかりした走行感があります(@_@)ナゼ❓

そこで内部構造を学ぼうと思い調べてみました💻🔍

海外サイトが詳しいので引用させて貰うと、以下の通りです。

引用開始〜

Ventus Prime 4 は、その性能と汎用性で広く評価されている高性能乗用車用タイヤです。

2022 年、このタイヤはすでに ドイツAuto Bild の最高評価「模範的」として、上位にランクインしています。

またスウェーデンの大手自動車雑誌 Teknikens Värld が実施した 2023 年夏の主要タイヤテストでも 2 位を獲得しました。

◎トレッドコンパウンド
HSSC（高濃縮合成シリカコンパウンド）は高純度で高品質のシリカを通常のタイヤの2倍の時間をかけて低温で加硫した新しいコンパウンド。これにより分子間のブレンドが強化され、安定した走行性能と燃費を向上。

◎継ぎ目の無いフルカバー補強ベルト
理想的なトレッド強度を実現。

◎高強度スチールベルトワイヤーの適用
外部からの衝撃を完全に吸収する高強度ベルトを使用することで、タイヤの耐久性と快適性が大幅に向上。

◎二重層ファイバー補強材
カーカスファイバー補強材の二重構造により、タイヤの耐久性を構造的に保証。

◎折り畳み式ベルトエッジテープ
ベルトの耐久性を向上。

◎均一な接地圧
トレッドの変形を抑え、タイヤの偏摩耗を防止。

◎横方向の排水性に優れる
トレッドパターンを改良し、排水効果を高め、ハイドロプレーニングのリスクを軽減。

◎ジグザグ3Dトレッドテクノロジー
互いのブロックに掛かる力と変形をバランスさせブロックの摩擦力を高め、ドライ性能も向上。

◎低ノイズ溝壁ローレット加工
無響室壁原理を応用したくさび形（3D-Wedge）構造を採用することで、溝の共鳴とパターンノイズを分散。

◎ラウンド最適化
路面と接するピッチの総数を増やして路面からの影響を抑え、快適な乗り心地を実現。

◎長距離用コンパウンド技術
機能性ポリマーの増加により、ポリマーと充填剤間の化学結合が強化され、転がり抵抗が減少。
このコンパウンドは、従来よりも多くのシリカとの強力な結合を実現し、ウェット性能と摩耗性能を向上。
また、トレッドブロックの剛性が向上したことで転がり抵抗と摩耗が減少。タイヤの耐久性は約 20% 向上し、走行距離の増加に反映。

〜引用ここまで

履き替え前のPROXES CL1 SUVは、複数のカーカスやベルトで高剛性の設計、その恩恵で高い走安性が得られたと思います。

一方でVentus Prime４では高濃縮なコンパウンド、高剛性なベルトとブロックの恩恵で走安性が得られる、と理解できました。PROXES CL1 SUVより軽量なのはゴムが薄い設計(発熱量を抑える！？)のためで、それでショルダーが柔らかく感じたのかもしれないと仮定します。(PRIMACYをターゲットにした構造？)

柔らか過ぎたかな？と思った装着前の印象が、良い意味で裏切られています。それでいて乗り心地が改善方向へ進んでいますので、満足です👍

ちなみにパターンノイズは気になりません。EV走行時でも。

一方で荒い舗装路におけるロードノイズは、PROXES CL1 SUVよりも僅かに増えたかもしれません。ブロックの剛性が高いためビリビリと振動する場合がある事も追記します。(装着初期ほど、そういう印象)

今回の目的は乗り心地の改善が優先で、個人的にノイズは充分許容範囲です。