
長岡から柏崎を目指します。再び関越自動車道に上がり西山ICまで進みます。そこから下道で刈場交差点を曲がるといっきに原発周辺という雰囲気になります。ひたすら木と草以外なにもないからです。
そして、東京電力ホールディングス株式会社柏崎刈羽原発です。正確には、その敷地外にあるサービスホールという見学施設になります。
関東に住む人間として理解していかないといけないのは、ここは東京電力の建物なのです。かつては東京等に電力を供給し、しかしながら、今は稼働している原子炉が一つもありません。
原発施設を模したタワーになっていて格納容器を除くことができます。これは模型とは言え、稼働していれば東京に電気を供給してくれるわけですね。
横から見ると格納容器の中も見ることができます。
ウラン鉱石も展示されています。これは本物でしょうか。
勉強になります。
本当に勉強になります。小さい頃にサービスホールで勉強していたら原子力に興味を持ったかも知れません。地層処分の展示もあります。
最後のフロアには、福島第一原発の廃炉への取り組みについての展示もあります。これは避けては通れない現実なのでしょう。
近くにはサッカーグラウンドがあり、その向こうに住宅や農地も見えます。
日本海側は、厳重な有刺鉄線の先に敷地が広がります。森によって死角になっていますが、左右全体に原子炉建屋が広がっています。冷却には海水を循環させて使用しています。
地域住民のためと思われる子供達のための施設があり、無料で利用できるようなのです。最後にアンケートを提出するとガチャガチャまたはウェットティッシュが貰えました。せっかくなのでガチャガチャを回し、おもちゃをもらいましたが汎用的なおもちゃです。
グッズ等物販してもよいのではと思うのですが、色々な背景を考えるとビジネスにしてはだめなのかも知れません。
新潟旅もあと少しです。
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Posted at
2024/07/06 23:04:03