11/7に
マツダの中間決算(第2四半期)が発表されましたが、上期の売上は過去最高ながら営業利益減少で通期業績も
下方修正され、このため、株価は1000.0円でお札1枚相当にまで下落しました。終値でも8月の日本版ブラックマンデーの価格を下回ってしまいるので、この数年でマツダ株を購入し、保有している人は損失が出ています。
個人的にもマツダ株主として株価下落は痛く、今は配当だけが楽しみな状況です。なお、さらに言うとトヨタ、スズキの株価は復調で安心感があります。
スズキの中間決算は好調で増配もあり対照的です。たた、フロンクスが話題のためか扱われいないのですが、主力のインドが若干苦戦しているようです。この原因はコンパクトカーとのことです。明示されていませんが、インドでも発売した新型スイフトが思ったほど売れていないのではと心配です。
マツダは元々北米以外全部苦戦の状況で、これも心配ですが、今回特に気になったのが
・北米の販売奨励金842億円増で下方修正
・減配実施(年間配当昨年比 -5円、昨年度は特別配当あり)、自社株買いはなし
・決算発表の間違えて前日にWebサイトに情報を公開、前日から株価が下落した
でした。
2030年までのロードマップにはMAZDA2関連の情報ないようです。国内向けでは次期CX-5が気になるところでしょうか?
今年度の販売台数は北米以外はすべて減少の見通しです。主力の北米もトランプがメキシコ工場からの輸出に関税をかける場合、果たして北米中心のマツダの売れ行きはどうなってしまうのか。そのときは、北米アラバマ州生産のCX-50ハイブリッドが頼みの綱になるのでしょうか。
各社では、ホンダ、トヨタも元気はないが、トヨタは増配で株主還元。日産自動車は生産減のためにリストラ発表で現在一番悪い状況で、時価総額がSUBARUを下回ったとも。
各証券会社も投資判断はBuy(買い)継続です。マツダの株主はオーナーも多いようですが、株主の方を向いていないマツダの一連の顛末は気になるところです。株主に対してももうちょっと還元があってもよいと思いますが、媚びないのがプレミアムブランドを目指すということなのでしょうか。
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Posted at
2024/11/10 02:00:26