
コンパクトカー販売台数です。アイディーインフォメーションさんの車種別の台数情報が公開されなかったので、7月はスキップして、8月の自販連の通称名別台数の方のデータからグラフを更新してみました。8月は各社台数が減少するようで、順位は変更ありませんが、台数は全体的に減っています。各社の傾向が一緒に増減するような動き方をするのですね。ヤリスは、ヤリスクロス等との合計の数字ですが、1万台割れの8901台ということです。
ただ、MAZDA2は出荷停止からの回復のおかげなのか、唯一台数増になっています。スイフトブランドの合計2109台の7割ぐらいの約1500台弱がスイフトで、残りがスイスポとすると8月はMAZDA2の台数が1753台と上回っているようです。マツダは北米は絶好調であるものの、国内は苦戦が報道されているので、回復してきたのは嬉しいところです。
スズキでは、インド産クロスオーバーSUVのフロンクスがまもなく発売されますね。コンパクトカーとはデザインの方向性がかなり違いますし、直接のライバルはインド産仲間のホンダのWR-V、あるいは王者的な位置づけのトヨタのヤリスクロスなのでしょうが、スイフトの台数がフロンクス待ちで伸び悩んだということも考えられるのでしょうか。
フロンクスの最小回転半径はスイフトと同じで、全長も1550mmで機械式駐車場にも対応、一方で1500CC4気筒で馬力もあり、インテリア面でも概ねスイフトより上位でHUDも装備で、コンパクトカーユーザにも魅力的に見えます。街乗り燃費特化のスイフトと遠乗りやアウトドア、後席広めのフロンクスという立ち位置のようです。
また、次期スイスポもスイフトの1年後ぐらいに発売と想像すると気になってくるところです。
その影響でマツダのCX-3もエクステリアの良さやMAZDA2より充実した装備などが気になりました。樹脂っぽいSUVはあまり惹かれないのですが、CX-3のテカテカのグロスブラックがカッコがよく見えるのかも知れません。
MAZDA2もCX-3もデザイン的にはまったく陳腐化していないですが、後継はどうなるのでしょうか。

Posted at 2024/09/07 19:23:09 | |
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