
スパイクのよいところは、荷室がバンのようにフラットに使えるところ。
冬は、スキーロッカーのような状態に。これで3人は快適に乗れるので仲間とのスキーにも便利です。これまでは「チェーンかけるから5分待って」と待たせることもありましたが、これからはありません。
今の車はだいたいそうなんでしょうけど、タイヤハウスのスペース少なくてしっかりチェーンをしめあげないと、スピードが出ると遠心力でチェーンが開き、当たりがでちゃいます。ついてくるゴムバンドだけでは遠心力に負けるので、ロープでくくるのが普通の作法でしたが、もう雪国でもそんなことする人をみかけません。宅配のトラックはちゃんとチェーンかけてますが、ロープ補強している人は見かけません。大きいタイヤで遠心力かかると広がってジャランジャランいうので、私はやはりロープ掛けしていました。ジャランジャランいわないし、スピードを上げると広がったチェーンがどこかに当たってカン、カンといってくることもないので。
今は、スキー場へくるバスもダブルチェーンをかけているドライバーが少なくなりました。ダブルタイヤにシングルチェーン掛けです。平面のときはよいのですが、轍が高いと内側にチェーンがないのでデフの作用と相まって片輪空転で登れないバスが出たりします。右左折で轍に足とられて亀になる大型が出たりします。普通車クラスだと脇を通ることもできますが、大型の場合は道を塞ぐので渋滞の元になりやすいです。
スパイクタイヤの時代は、大型の立ち往生や、FFだと坂を登れないということも少なかったのですが、道路を傷めたり、その後の粉塵公害からスパイクタイヤが禁止になりスタッドレスタイヤになりました。
スタッドレスタイヤは、グリップ力はまだスパイクタイヤに及んでいませんが、道路の痛みや、春先の削られたアスファルト粉による粉塵公害を思うと、スパイクタイヤ規制は正解だと思っています。関越高速など一冬で轍となり、夏の間片側通行で補修工事というのが常でしたから。生活4WD車もスタッドレス化とともに増えてきたように思います。雪国でも平地生活ならFFでいけますが、スキーにでかけるような人は、登坂や坂道発進のために4WDが正解です。
Posted at 2024/02/09 09:53:08 | |
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