コスパ最高の大きめコンパクトカー

昔から周囲の評価は非常に低いです。カッコいい(笑)といわれても仕方がない見た目かなと思います。テールライトが縦に並んでいる後ろ姿は個人的には好きでした。
内装は特に不満はありませんでしたが、高級感はありません。

アクセル応答性が一番の強みです。信号待ちからの加速は非常に快適でとても運転しやすいです。
ブレーキは普通だと思いますが、ハイブリッドの特性か停止の瞬間のカックンブレーキを防ぐのが困難です。
ハンドルはセンターが曖昧で弛みがありますが、重心が低めなのでワインディングも得意な部類かと思います。アシはかなり柔らかく、かつ剛性感がないため、上質という感じではないです。
高速域でも日常使いには特に問題はないですが、加速は弱いと思った方がいいです。
とはいえ燃費が良いので許せる範囲内です。

柔らかい乗り味が体に合えば60km/hくらいまではかなり快適です。
しかし遮音性は低い部類で、ロードノイズや対向車のエンジン音、風切り音がうるさいです。ある程度の遮音性の車に長く乗ったあとだと、窓がすこし空いてるんじゃないかと思うくらい外の音が聞こえます。
高速域ではさらに乗り心地が悪くなり、燃費も悪くなります。そういう意味で「大きめのコンパクトカー」だと感じます。
エンジン始動は自然で、あまり気になりませんでした。逆に長い下り坂でバッテリーが満タンになるとエンジンブレーキよりも高周波に感じる何らかのノイズが出現してかなり不快です。
とはいえ燃費が良いので許せる範囲内です。

トランクの開口部が広く積載性は想像以上だと思います。ものが乗らなくて困ったことはほとんどないです。

町乗りしても高地へ向かっても常時パワーモードにしても20km/l～と燃費は良いです。燃料費を気にせず運転できるのは気分が良いです。

リセールは比較的良い方だときいています。実際に5年乗った後の査定は購入金額マイナス120万円程度でした。もっと長く乗ればさらに年間当たりの支出額は少なくなると思います。