<スクールバスに白バイ高速急接近>
・バスは歩道、車道手前のそれぞれで一旦停止し、左右の安全を十分確認
したのち国道内に進入。進行方向右斜め13度またはそれ以上に頭を向け
ながら、再度、左方向の交通の途切れを見極めながら一旦停止。
その場合、右足は、しっかりブレーキペダルを踏み込む必要があります。
・バス運転手は無意識のうちに一旦ATレバーをN位置に入れたのち
左方向の交通の途切れを見計らいながら、再び発進スタイバイのため
D位置にATレバーを入れた。または、継続してDレンジを使っていて
再発進に備えたブレーキペダルの踏力をゆるめたかもしれません。
・上記のシナリオであれば、バスの車台にトルコンATの潜在動力が伝わり
左右の交通状況を見ていたバス乗員の生徒らは『そろそろ行けるかな』と
いうバス発進の予感を感じたことと整合可能かと思います。
・高速追尾またはそれに準じた高速訓練のため、100km/hまたは、それ以上で
高速走行していた白バイは、ブラインド右カーブの先に国道内に進入して
いたバスを発見。(バス側の複数目撃証言との整合です)
・白バイの走行車線や走行ライン、白バイに前後する各種走行車両によっては
バス発見時の視認距離は遠く二百メートル~百メートル~もしくは回避困難な
至近距離だった可能性も含め、
何故衝突したのか?という疑問が深まります。
(しかし、高速追尾、高速訓練をしていたと確定できる情報はありませんが
第三者のよる事故直前の白バイ走行目撃証言との整合です)
(バスからは、右遠方の道路カーブ死角から白バイが高速で接近していた場合
その接近速度によっては数秒後の衝突予見は困難だった可能性があります)
・白バイは、バス後方をグローバルバイキングに進入する車両の存在で
その方向が通り抜けられる進路だと一瞬錯覚した可能性も考えられますが
バス後方には、車両がスムーズに通過できるほどのスペースはなかったと
考えられます。
・白バイは、進路判断の誤りに瞬時に気がついたかもしれませんが
第二車線から第一車線への車線変更、そして著しい高速走行だった場合
右への回避走行ライン取りにコンマ数秒~数秒の遅れが生じた可能性が
高いと思われます。高速域からの限界ぎりぎりの右バンク急旋回によって
バスの前方へ回避すべく決死の判断行動をとったはずです。
・しかし、国道進入直前のバスは、右方向からの通過車両を何台かやり過ごした
のちに、右方向からの交通の途切れを確認して国道に進入したはずですから
その直後にバス後方を通過または進入する車両が存在していたのかどうか
疑問に感じる部分でもあります。バスが国道内で一旦停止していたという
複数証言と整合させるとしても、いろいろな証言によって、その一旦停止の
時間は数秒~数十秒ともとれる内容の幅があり、証言だけを信じることへの
限界も感じます。
(白バイは時速100km/h 以上からの高速域から減速しながらで接近した可能性も
考えられますが、右バンクで急旋回操作を行った場合、転倒させず回避できる
ほどのブレーキングはかなり困難だったと考えます)
Posted at 2008/04/12 22:28:32 |
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