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バス乗りのブログ一覧

2008年04月12日 イイね!

事故現場への接近目線②

事故現場への接近目線②







<事故直前の白バイ側方向から見た交差点>

※写真は合成です。バスのスケールは実際の大きさに近くなるように
 遠近感を工夫したつもりですが正確なものではありません。



私が考える「横滑り説」をもとに推定衝突地点付近にバスをはめ込みました。

この場合でも、バスの前方には、かなりの回避スペースがありますが、バスの後方には
国道を通行する車両がスムーズに通過できる十分なスペースはあまりなく、段差のない
歩道側に入り込む必要があるようです。

衝突前のバスの位置を表現するとき「交差点中央付近」または「中央分離帯付近」
または「右折車線付近」という言い方(どのようにでも解釈可能な表現です)が
使われています。

上記のような表現方法であっても、この合成写真のような位置(バスの先端が左側
中央分離帯付近の延長)でも、その解釈を当てはめることは可能な表現でもあります。

この「横滑り説」をもとにした一旦停止位置については異論(手前すぎるのでは?)が
ありますが、バスの左方向から右折進入してくる車両の可能性を考えれば、国道内での
一旦停止位置としては、ごく自然な位置であることをカービュー掲示板でも書きました。

慎重な安全運転を心がけている運転手さんなら、この合成写真の位置で一旦停止していた
としても、さほど不自然さはないものと思っています。

(むしろ、右中央分離帯延長まで進ませた場合、左からの色々な通行車両を想定した場合
『頭を出しすぎている』と私なら感じると思います)



↑この合成写真を見ていると、白バイの走行速度、走行ライン、衝突ライン
衝突速度には、沢山の可能性を考えてしまいますが

状況証拠として推定するとすれば、事故現場の状態(衝突後のバスと白バイの状態)から
導くしかないわけで、しかし中立的な結論を一つ出すまでには至っていないのも現状です。

バス側の無罪を「横滑り説」を使って証明してほしいという期待があるとしても
客観的な実証実験ができないかぎりは、可能性の大きさでしか推察できないことの
もどかしさも感じています。

事実認定のやり直しが実現したとしても、現行司法制度(膨大な処理案件と、裁判官や
調査官、検察官等の絶対数の少なさ)という限界がある中、どこまで真相が明らかに
なるのかは楽観できないと言うのが正直なところです。


Posted at 2008/04/12 21:59:24 | トラックバック(0) | ブログ記事⑤ | ニュース
2008年04月12日 イイね!

事故現場への接近目線①

事故現場への接近目線①







<事故直前の白バイ側方向から見た交差点>

※写真は合成です。バスのスケールは実際の大きさに近くなるように
 遠近感を工夫したつもりですが正確なものではありません。



検察側が主張する衝突地点付近にバスの位置をはめ込みました。

この位置で白バイ60km/h、バス5~20km/hで『出会い頭衝突』したという
主張ですが、常識的な衝突タイミングではないという意見が多いようです。
私も同様に思います。

(バスの急な飛び出しならば衝突する可能性はありますが)

検察主張のようなこの写真状況では、バスの前方には、かなりの回避可能な
スペースがあるように見えます。一方、バスの後方には、国道を走る車両が
すんなりと通過できるスペースは、ほとんどないように見えます。

検察側主張の状況証拠として、裁判で唯一採用され判決にも重要な影響を与えた
のが同僚の白バイ隊員証言(白バイ60km/h、バス10km/hで横断進行)です。

(一審二審公判では、バス側証言は、すべて却下)


↑この画像の右遠方には、その目撃地点範囲である対向する国道本線が見えます。

仮にバスが前進移動していたとしたら、その移動速度を目測することは、さほど
困難ではないかもしれませんが、はるか遠方から対向接近しながら、事故直前の
白バイ速度をどの程度正確に走行しながら目測できるのかは不明で、その信憑性
を指摘する声は多いようです。

目撃隊員の証言によれば、対向遠望したという事故直前の白バイは、ブラインド
コーナーを形作る中央分離帯の植え込みのスキマに点灯ヘッドライトが確認できた
とのことで、その信憑性を補強しているようです。

(証言隊員は『事故を目撃していないのではないか?』と指摘する声もあります)

それほどに重要な証言だったのですから、その信憑性を問うため、証言隊員の
速度目測実験をするべきだった(裁判に時間がかかるかもしれませんが)という
ような意見もあるようです。判決を左右するほどの重要証言だったわけですから
公正な裁判を目指すのなら、そのくらいの客観的な検証はやっておくべき事柄だと
いう指摘は、あって当然かもしれません。事実認定のやり直し裁判が実現したとき
是非やって欲しいテストだと思いますが、コスト負担大の衝突実験に比べれば障害
となる要素は少ないはずです。

また、バスの国道進入時の加速具合とその速度、移動所要時間、そして白バイの
走行速度による衝突までの時間的タイミングへの影響なども、あわせて客観的に
検証できる部分の多い実験にもなるだろうと思います。

しかし、下級審においては裁判官の裁量一つで決まってしまうことへの憤りだけが
残る結果となり、事実認定が中途半端というよりは全く検証されていないとさえ
感じるのは当然かもしれません。一審二審の下級審の判断に対して、一般市民の
感覚でも理解できない怒りがわき起こったことは、ごく自然なことだと思います。
公正な裁判を求める署名運動の成果も、その表れだと思います。

Posted at 2008/04/12 21:19:45 | トラックバック(0) | ブログ記事⑤ | ニュース
2008年04月12日 イイね!

事故直後の現場写真検証の声

事故直後の現場写真検証の声この写真では、すでに路面痕跡(タイヤ痕
擦過痕など)の多くが写り込んでいますが
白バイとバスを撤去する前に、路面痕跡の
すべてを捏造することが可能なのかどうかは
立場により意見が大きく分かれるところです。



今まで検証してきた「横滑り説」(衝突前のバスは右斜め状態だったことを前提)では
擦過痕との位置関係も含めて検証すると衝突地点はバスの右前輪後半あたりになり
その位置までバスフロント右角を戻さなければなりません。


バスが全く微動だにせず、白バイが直角にぶつかり左右への回転転倒もなく搭乗者も
白バイも“ 前のめり ”になって激しい破壊があったとしたら、多くの飛散部品は
衝突地点周辺の左右に散らばるはずですが、この事故形態では状況が違うようです。

●白バイ周辺の破片飛散具合が不自然(バス前面に飛散)との指摘があります。
白バイの衝突角度、時計回りの回転転倒、引きずり移動などが起きた場合には
部品飛散具合が、この写真のようになることは起こりえるものと考えています。

●また、白バイの右ボックスの内容物の飛散具合が不自然との指摘があります。
衝突の衝撃でフタが開き引きずられたとしたら、衝突近辺にあるはずであり
ボックス近くに内容物があるのは『バスが微動だにしていない証拠ではないか』
という考え方だと思います。

フタが開いたのがいつだったのかを特定できないので断定はできませんが
仮に衝突瞬間の衝撃で開いたとしても相当な減速Gと回転転倒による遠心力等が
あったことを考慮すると、内容物がボックス裏側に張り付いたあと、白バイの
右回転右転倒、引きずり後のG収束後に、こぼれ落ちたとの見方も可能であり
一概に不自然とは言い切れないものと考えます。

●さらに『事故直後の左タイヤ痕が写っている写真を見たことがない』という指摘が
あり、物証捏造、写真捏造という疑念の一つになっているようです。また、提出された
物証としての全写真のネガ開示がなされないかぎりは、証拠としては信用できないと
いう意見があり、私も同様の投稿(状況見極めの見識不足だったかもしれませんが)
をしたことがあります。

『事故直後の左タイヤ痕が写っている写真を見たことがない』に関しても同感でしたが
現場の斜光条件と「横滑り説」による湾曲位置関係から考えると、左前輪のタイヤ痕は
バス左側が完全に影に入っていること、そして「タイヤ痕の途切れ箇所」などは車体下
に隠れている部分が多いことなどを考慮すると、実際に撮影されていたとしても印画紙
にハッキリと識別できるほどのコントラストが果たして得られていたものかどうか?
その場合、証拠写真としての価値があるのかどうか?ということも併せて考える必要は
ありそうです。

写真も捏造するとしたら、沢山あるそれぞれの写真ごとに路面痕跡の位置、角度、形状
等をすべて整合させなければならないはずです。(勿論、報道映像、報道写真もそれら
に整合させて捏造する必要が生じます)

現場に写しだされた路面痕跡を注意深く見てゆくと、その曲線具合、途切れ具合、
長さや角度や幅などの非対称具合は、まるで『横滑り仮説』を主張しているかの
ようですが、公判において検察側の主張には『横滑り仮説』とは相容れない全く
違う主張内容(速度60km/hの白バイとの出会い頭衝突とバスの急ブレーキ)しかも
バスの横ズレが考慮されていないのが不思議にさえ感じるところです。捏造してまで
あのように途切れ曲がった不可解なタイヤ痕を描く目的が理解できないのです。

半捏造(タイヤ軌跡の強調細工)、つまり直線的なバスの急ブレーキに見せかけたが
薄く途切れた前半部分を含めたタイヤ痕全体を検証してみると、バスの横ズレ事実が
明らかになってしまっている、というのが真相ではないかとさえ思えるのです。

いずれにしても、撮影されたネガをすべて開示すれば、このような疑念はスッキリする
はずですが『ネガは見当たらない』ので開示できないというのでは不信感が募るだけで
市民感情から言っても到底納得いくものでないことは当然の意見かもしれません。

(ネガの無い?ポラロイド写真というものを使っているのだとしたら話は違ってきますが
 そのようなカメラ情報は警察関係者しか知りえないでしょうから不明な点ではあります)


Posted at 2008/04/12 20:48:59 | トラックバック(0) | ブログ記事⑤ | ニュース
2008年04月12日 イイね!

事故現場写真とタイヤ痕写真への疑惑の声

事故現場写真とタイヤ痕写真への疑惑の声
現場国道の交通障害を考えると、事故後どのくらいで
白バイとバスとを撤去したのでしょうか?

この写真①~④までの写真撮影時刻の時系列を
考えてみると、そう長い時間ではないようです。


写真①では、すでに路面痕跡(タイヤ痕、擦過痕など)の多くが写り込んでいますが
白バイとバスを撤去する前に、路面痕跡のすべてを捏造することは
可能なのかどうかは、立場によって意見が大きく分かれるようです。

私は、かなり困難だと思っていますが『警察ならやりかねない』という意見には
何らかの根拠が必要だと思います。『他所でも捏造(冤罪)事例があるから』と
いう類推論法だけがネット上で一人歩きしている感すらあります。

写真も捏造するとしたら、沢山あるそれぞれの写真ごとに路面痕跡の位置、角度、
形状等をすべて整合させなければならないはずです。



それにしても、写真①~④を見ると、同じ事故現場でありながら
色相、階調、コントラストなど、こうも写真の写り方が違うものかと感じます。



カービュー掲示板の中に紹介リンクされている高知BBSという掲示板の中に
ポラロイド写真についての興味深いリンクがあり、その内容を見ると
同種の写真はネガのない世界でただ一枚だけの写真、そして、その色調や
コントラストの仕上がり具合もまちまちになるようなことが書かれており
この事故の物証写真もそのたぐい(ポラロイド写真?または、その複製?)
のものだろうか?と思わせるほど写り具合に相違を感じます。

写真によってタイヤ痕の色の濃淡や写りかたの不自然さから、物証写真そのものの
捏造疑惑があり、まして捏造疑惑最大の謎、不可解な「オタマジャクシのような黒点」
までが写っているのですから、液体捏造疑惑を深めることに誘導しているかのような
警察の陰謀すらも抱いてしまいます。

捏造疑惑を誘導して裁判における心証悪化を狙った警察側の意図的策略だとしたら
その作戦は下級審においては見事に成功したことになりますが、これも憶測の域を
出ない無責任なガセネタの一つだとしても、その謎が解明されていないことが捏造
疑惑が消えない根拠にもなっているようです。

(私は「半捏造説」と「その可能性」を書きましたが)



写真①~④には「路面舗装境界」「液漏れの乾燥途中」「路面上の黒い斑点 A~D」
などの複数の共通の写り込み要素があります。

これら複数共通要素を写り込ませた複数写真の捏造、事故現場での路面痕跡の
短時間捏造が困難だと感じる反面、上記のような液体捏造疑惑(タイヤ痕だけ
なら短時間で捏造可能?)が持ち上がることもまた自然なことかもしれません。

バスと白バイを撤去するまでの事故直後のきわめて短時間のうちに
それら多くの痕跡を路面に描くことができたとしたら、それこそ
超人的な頭脳と職人技の持ち主が警察内にいるということでしょう。

Posted at 2008/04/12 20:20:44 | トラックバック(0) | ブログ記事⑤ | ニュース
2008年02月17日 イイね!

バスの横ズレが衝突破壊を緩和した可能性

バスの横ズレが衝突破壊を緩和した可能性物体の衝突を扱うとき、運動ベクトルや力積、
運動慣性、エネルギー保存則、力の作用、反作用や
破壊弾性、衝撃の分散吸収、角運動等、いろいろと
ややこしい話が出てくると思いますが

白バイ衝突時バスが全く微動だにしなかった場合と
奥に数十センチ動いた場合とでは、その衝撃による
両車の破壊吸収が違ってくることは想像できます。


この図中の『運動エネルギー保存則』の絵は、私が説明するまでもない
物理であることは、小中学生レベルでも理解できると思います。

そして、いつものように幼稚な思考実験ですが(図参照)

たとえば、割れやすいタマゴを壁に投げぶつけたとき

①図中の硬い壁:全く微動だにしない硬い壁にぶつかった場合

②図中の壁B:タマゴの衝突で凹む緩衝材にぶつかった場合

③図中の壁A:タマゴの衝突で凹みながら奥に動く緩衝材にぶつかった場合

①は例外なく割れてしまうでしょう。
②のタマゴBは、割れないにしても、ヒビが入るかもしれません。
③のタマゴAは全く割れないかもしれません。



また、同じ運動量を持った物体であっても
点衝突の場合と、面衝突の場合でも、破壊部位の様相は違ってきます。

・実験的に前輪を動かないように固定したバイクを
 バス側面に真っ直ぐ直角にぶつけた場合(衝突断面積は狭い)

・通常どおり前輪を固定せず
 バイクを真横にしたままバス側面にぶつけた場合(衝突断面積は広い)

この場合、同じ相対速度での側面衝突であっても
バス側の破壊範囲や凹み具合、白バイ側の破損部位や破壊の程度は違ってくるはずです。

勿論、バスが微動だにしない場合と、奥に動いた場合とでも
当然ながら、はるかに前者のほうが両車とも酷い破壊状況になるはずです。



大変不謹慎な言い方になりますが、事故を起こした白バイは高速衝突をしながらも

・バスのバンパーや外板パネルが緩衝材としての役割を果たし
・うまい具合に前輪付近を軸にして横回転し、面衝突に近い状態を作り出し
・瞬間的なバスの荷重抜けタイミングにあわせて白バイ本体の重心部分が潜り込み
・バス内部構造体を奥に動かし横ズレを起こさせたため

 衝突速度の割には酷い破壊を免れた

という見方ができるのではないか?と考えています。

白バイの衝突速度を推定する場合バスを奥に動かしたか否かが重要な要素です。




衝撃緩和に関する参考資料:(驚異の衝撃緩衝新素材「アルファゲル」)

(株)ジェルテック 商品「アルファゲル」

この素材は『18メートルの高さから卵を落としても卵が割れない驚異の衝撃吸収素材。』
と説明されています。(高い場所からタマゴを落としても割れない動画も見れます)

アルファゲルで衝撃を吸収(個人サイト)
(タマゴを落としても割れない実験動画が見れます。)

Posted at 2008/02/17 21:09:41 | トラックバック(0) | ブログ記事⑤ | ニュース

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