2024年05月13日
ブレーキジャダーを止めろ!!!~簡単に直せるかもよ~
※本ブログは以前書いた整備手帳の
ブレーキ鳴き止めパッドグリス ~噂のワコーズ、その効果はいかに!!~
https://minkara.carview.co.jp/userid/3621850/car/3565324/7793617/note.aspx
を読んだ後の方がわかりやすいと思う。
似たような悩みを抱えている人にとって、かなり重要な情報になると思う。
ブレーキジャダーとはブレーキを踏んだ際に起こる振動現象を指します。これはブレーキシステムに異物混入、熱変形、ブレーキパッド・ディスクの変形など様々な原因が考えられます。
一般的にブレーキジャダーの直し方はブレーキパッドの交換、ブレーキディスクの研磨、ブレーキディスクの交換などが考えられるが、修理が高額だったり、手間暇がかかり大事である。キャリパーによっては、ブレーキディスク交換不可でキャリパー毎全て交換なんてケースもあり、コストを考えると人によってはかなり深刻な問題であろう。
【症状】
外気温15℃以上で30分以上走行するとハンドルが大きく振動するほどのジャダーが生じてしまい、これまで悩んできた。その時々でブレーキパッド、ブレーキディスクの温度を測定し続けた結果、80℃でジャダーが始まり、100℃を超えると振動が酷くなってくることが分かった。
【対策】
①放置して乗り続ける
使用環境が雪国、またブレーキジャダーが起こり始めた時期が冬期間、あるいは春先であった場合は、ブレーキディスクに錆などの異物が付着することで起こっている可能性がある。ブレーキシステムそのものがブレーキディスクの研磨装置であるために放置して乗り続けることで自然に直る場合がある。※ただし直る場合があると言ってるだけで、全てのケースで直るとは言ってない。
②シムの両側にしっかりとした耐熱性のあるブレーキパッドグリスを塗布する。
特にポット数が多いキャリパーは強烈な力が入るので、しっかりとした耐熱性のある製品を選ぶ。今回はワコーズのグリースをシムに塗布した。
【結果と今後】
ブレーキジャダーは解消され、ブレーキディスク新調などの無駄な出費は抑えられました。固定キャリパはブレーキパッドがむき出しの状態であるために、定期的なメンテが必要であると思います。
【考察】
パッドグリスをシムに塗布しただけで、本当にジャダーが直ったの意外すぎて驚いている。そんな報告は世の中で殆どないから半信半疑である。しかし、起こった事実を報告しただけで机上ではありませんので。考察としては、固定式キャリパは構造的にグリスが劣化しやすいこと、また制動力はとてつもなく強力であり、高温になりやすいことが考えられる。しっかりとした耐熱性・耐久性グリスが不可欠であると思います。
なお、以前使ってたグリスのメーカー製品は控えさせてください。
メーカー批判になるのでそこは控えます。
※繰り返しになりますが、対策①②で全て直るとは言っておりません。直るケースがあると言いたいのです。中には深刻な問題であり、高額な修理をしないと直らないケースもあるために誤解しないでいただきたい。
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Posted at
2024/05/13 20:27:18
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