2024年08月25日
奥多摩でのバトルのこと。とか 2
このロードスターも、私達と同じこの空地を折り返しにして走っているらしかった。
月夜見第一駐車場の方から下りて来るときはそれほど飛ばしておらず、空地から出たらもと来た道を全開で上っていった。
ということは、ヒルクライムだ。
どこで折り返しているのかわからないが、少なくとも途中までは私と同じコースを走ってる。
なかなか思い切りのいい走りだ、と思った。
Yはキャブセッティングの準備を済ませ、コースに出ていった。
折り返しを月夜見第一駐車場と決めているのは私が走るときだけで、Yがどこまで走って行ってるのかはわからない。
一度戻ってきたが、セッティングを変更することなく、また出て行ってしまった。
携帯電話などまだ普及していない時代のことなので、途中で連絡など入れられるわけもない。
Yはなかなか戻ってこないが、ロードスターは明らかに月夜見第一駐車場を折り返しにしているらしく、すでに数回、私がいる空地で折り返していた。
ドライバーもこわい人じゃなさそうだし、一生懸命だし、実に楽しそうだ。
『次、戻ってきたら仕掛けてみるかな』と思った。
こんなシチュエーションは初めてだった。
相手のロードスターはかなり手が入ってるみたいだが、同じ1600ccクラスだ。
ヒルクライムの場合、一般論として登り坂のトラクションがかかりやすいFRの方がFFよりも有利。
ロードスターの馬力は確か120psだから、ノーマル同士ならこっちの方が10ps高い。
車の重さはどうだろうか。
ロールケージは双方付けているが、相手はコンバーチブルだから軽く見えてもけっこう重いかも。
でもこっちもグラストップだからトントンか。(※1)
私だけ盛り上がってもしょうがない。相手はノッてくれるだろうか。
などといろいろ考えながらCR-Xに乗り込み、エンジンをかけてウィランズのハーネスを締めた。
正直、心臓はドッキドキだ。
走る前から手汗がすごい。
ドライビンググローブはグローブボックスに入っていたが(※2)、なんだか大げさな気がして照れくさかったので着けなかった。
などと取りとめのないことを考えていたら、上からエンジン音が近づいてきた。
つづく
(※1)この頃はまだルーフもノーマルに変えておらず、スポット増し打ちも未実施
(※2)高速道路を走る時など、手汗をかくので、現在もグローブボックスに手袋を常備してます。
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Posted at
2024/08/25 11:14:02
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