
ハイブリッド車について否定派の方は必ず、燃費差によるガソリン代では価格差の元は取れないと言います。例えばZR-Vではe:HEVとガソリンモデルの差額は約35万円、ハイブリッドは税制優遇がありますのでそれを引くと約20数万円の差となります。たしかにその差額をガソリン代で賄おうとするとかなり走行距離を走らねばなりません。
但しハイブリッドのメリットについては燃費が良い事だけでは無く、V6 3L並みと言われるパワー、トルクの余裕感・静粛性など自分で体感しないとわからない部分やGS行く頻度が減り、タイムパフォーマンス的にも良い面があります。この数字だけではわからない部分の価値観をどう見るかが分かれ目になると思います。
またハイブリッドにもデメリットがあり、夏場と冬場が燃費が落ちます。夏場は電動コンプレッサーがほぼフル稼働する為、電力消費が多くなりエンジンが掛かる頻度が多くなり、また冬場は暖房にエンジン熱を利用する為、同じくエンジンが掛かる頻度が多くなります。また最近のハイブリッドは電力を貯める為、最初はエンジンを稼働させる時間が長いので、車の使用が毎回数キロしか走らない街乗りメインの方はガソリン車とほぼ変わらない燃費になると思います。
したがって街乗りメインや年間走行が少ない方、車を長く乗るつもりのない方はガソリン車の方が合っていると思います。このように車に対する価値観や使用状況でどちらが良いと言い切れない所があります。ハイブリッド車とガソリン車のどちらにするのかで悩んでいる方もおられると思いますが、自分自身の環境に当てはめて選択すればよいと思います。
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2024/10/07 10:11:49