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2024年05月25日 イイね!

ポロGTI前輪のスピードセンサー予防交換

昨年の夏に6RポロGTIをディーラーへ車検に出している時にABS警告灯(ワーニング)が点灯し、調べたところ、後輪の右側のスピードセンサーの異常が検知され、たまたま車検点検整備中ということと、費用を先に精算済みだったこともあり、ディーラーが無料のサービスで右後ろのスピードセンサーを交換してくれました。

そしてその2ヶ月ほど後に再びABS警告灯が点灯したため、おそらく今度は後輪左側のスピードセンサーだろうと判断し、通販で互換品を購入し、サクッと自分で交換したところ警告灯は消灯しました。フォルクスワーゲンの場合、なぜか後輪のスピードセンサーが先に壊れることが多いそうです。

いずれにしても2012年製の6Rポロなので、12年も経つとあちこちの部品の寿命が尽きてきます。

通販で購入したスピードセンサーは、4輪分(4個)がセットになっていたので、まだ交換していない前輪の左右とディーラーが先に交換してくれた後輪右の分がそのまま余っています。

なので、機会があればそろそろ故障しそうな前輪分のスピードセンサーを予防のために交換しておこうと考えていました。

屋外、しかも自宅駐車場の日陰のない場所での作業になるので暑くなる前に作業をしました。

というのも片方ずつジャッキアップをして、安全のためスタンド(ウマ)を置き、重いタイヤを脱着してからの交換作業となり、結構体力勝負のところがあります。また来月には遠出をする計画があり、その前にやっておこうと考えたこともあります。

昨年(2023年)に後輪左のスピードセンサーを交換した時の記事はこちらです。

ABS警告灯(ワーニング)点灯につきスピードセンサー交換

交換する通販で購入した中華製と思われる無印のスピードセンサー(メモ書きやシールは私が間違えないように貼ったもの)
sp2024_1.jpg

前輪を片方ずつ、ジャッキアップし、安全のためにウマをかけ、タイヤを外せばスピードセンサーにアクセスできます。

sp2024_2.jpg

ブレーキディスクとダストカバーの鉄板の奥(裏側)にスピードセンサーは付いています。ケーブルは先に外さず、5mmの六角ボルトでとまっているケーブルにつながっている本体ごと先に外します。

というのは、ケーブル側のコネクタと交換するスピードセンサーはツメでしっかりとまっているので、ツメを押さえながら抜く必要があります。無理に引っ張らず、先に外してから抜き差しするほうがずっと簡単で安全です。

本体を取り外してスピードセンサーを抜く前
sp2024_3.jpg

抜いた後(ケーブル側)
sp2024_4.jpg

新しいスピードセンサーに交換後
sp2024_5.jpg

ケーブルコネクタに新しいスピードセンサーを装着したあと、先ほど取り外した六角ボルトでしっかり固定します。これで交換作業は終了です。

交換時間は5分もかかりませんが、ディーラーなどに頼むと、これだけの作業でも、工賃として数千円かかりそうです。

それよりも面倒なのが、外したタイヤを装着する作業で、フォルクスワーゲンの場合、ホイールはボルトでとめるタイプなので、ひとりでタイヤを装着するときはこうしたガイドバーがあると便利です。

sp2024_6.jpg

いつも日本車のようにボルトが飛び出していてナットで締めるタイプだと楽で良いのにと思ってしまいます。

なお、ホイールボルトで締め付けるときはトルクレンチで規定のトルクで締めることが推奨です。しかし私は若い頃からトルクレンチを一度も使ったことがなく、ずっと自分の勘で締めていますが自己責任で。

交換後に、近所をサクッと走ってエラーが出ないかチェックしました。もし出たらたいへんです。

異常なく無事に交換は終わりましたが、なにぶん純正部品の約1/10の価格の製品で信頼性はあってないようなものですから、いつまたエラーが発生するかは運次第です。

ランエボからN-WGN経由ポロGTI日記 つるかめつるかめ
関連情報URL : http://makan.sblo.jp/
Posted at 2024/05/25 10:28:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | POLO GTI | 日記
2024年05月04日 イイね!

ポロGTI純正以外で初のオイル&フィルター交換

ポロGTI(6R CAV 2012年製)も12年目に入りました。昨年、ディーラーで受けた車検前点検では走行距離が少なかったこともありエンジンオイルとフィルターの交換は経費削減のためおこないませんでした。

ただ来月には遠出をする予定があり、暑い夏場でエンジンにかなりの負担をかけそうなので、今回エンジンオイルとフィルターの交換をおこなうことにしました。

昔なら、オイル交換ぐらい自分でDIYするところですが、もう歳でもあるので、ここは近所の修理工場へ持ち込んでサクッとやってもらうことにしました。

ディーラーでオイル&フィルター交換をするのと、通販でオイルやフィルター、ドレンボルトを購入して修理工場へ持ち込み作業してもらうのとで、どれぐらい差があるか比べてみます。ただディーラー価格も修理工場での作業費用も信頼性、地域差、保証範囲など様々な違いがあるのでどちらが良いとかではなくご参考程度のものです。

まずは、VWディーラーで車検点検時にオイル、オイルフィルター、ドレンプラグを交換してもらった場合の価格は下記の通りです。価格は2023年夏時点の見積もりからです。実際にはこの時は走行距離が少なかったこともありオイル交換はおこないませんでした。

◆ディーラーでの見積価格(すべて純正部品)
オイルフィルター(純正) 3,300円
エンジンオイル(純正)3.6L     12,870円
ドレンプラグ 1,100円
オイル交換費用 5,620円
合計 22,890円


ディーラーでオイル交換をすると、一般的なカーショップや修理工場のそれとは2~3割高いとよく言われています。ただ、ディーラーで行うメリットとしては、安心できる純正品を使うことと、半年程度の保証がされることでしょう。壊れやすい部品ならともかく、オイル交換で保証と言われてもあまりピンとはきません。

しかしディーラーでの作業代や純正部品代がここ数年の間にえらく上昇しています。人件費の高騰と、部品代は円高の影響があるのでしょう。

例えば、2021年の車検時には、オイル交換の費用総額は19,719円でしたが、昨年の2023年時点では上記のように22,890円と3,171円(約14%)も値上がりしています。もうディーラーで一般的な整備を依頼するのは躊躇われます。

近所の修理工場は、過去に何度か修理や、別のクルマ(ランエボ)で車検を依頼したことがあり、今まで不満だったことはありません。ただ、部品等を持ち込みして作業をしてもらう場合は、やや割高になりますが、これはどこでもそうですから仕方ないでしょう。

egoir2024_01.jpg

今回のオイル交換では、エンジンオイルはモータースポーツなどで定評があるMOTUL(モチュール)8100 X-clean+の5w30(5リッター)を通販で購入して持ち込むことにしました。もちろん、フォルクスワーゲンのVW:504.00, 507.00の認証オイルで、100%化学合成オイルです。

egoir2024_02.jpg

純正オイルと違うのは、純正オイル(シェルのOEM)が0w30とワイドレンジで特に寒冷地の始動性に強いのに対し、5w30と純正オイルと比べるとショートレンジになっていることです。ただこのポロGTIが販売されていた2012年当時は、純正オイル自体が5w30だったこともあり問題はないでしょう。

また今回5Lという大容量のオイルを購入しましたが、これは余った分を補充用にできると判断したからです。VW車はエンジンオイルの消耗が激しいですからね。

純正オイルとMOTULとどちらが良いかというのは、個人の好みにも寄りますのでここでは特に触れません。

また同じMOTUL製エンジンオイルでも数種類があり、その中から自車に合うのはどれかと迷った場合は、MOTULのサイトで車種別に検索ができます。

MOTULのサイトでフォルクスワーゲン ポロ 6R CAVの適合エンジンオイルを検索すると、

Premium 8100 X-CLEAN+ 5W-30 
Exclusive SPECIFIC 504 00-507 00 5W-30 
Racing 300V POWER 5W-30 

の3種類が出てきます。この3つのエンジンオイルの特性の違いについては書けば長くなるので、知りたければご自身で調べてください。私はレースのような激しい使い方をするわけではなく、燃費やロングライフ性能を重視するため8100 X-CLEAN+を選びました。

また通販で5リッターボトルがあったのがその時点では8100 X-CLEAN+だけだったという理由もあります。ただあとから考えると、ポロGTIのオイル容量は3.6リッター(フィルター交換時)なので、予備が少なくなりますが1リッターボトルを4本だけ買っても良かったかなと思いました。

通販の価格は、正規品と並行輸入品など様々あり、時期によっても価格が変動しますので一概には言えませんが、この3種の価格に大きな差はなさそうです。

egoir2024_03.jpg

オイルフィルターは、やはり通販で購入した輸入車には定評があるドイツのMANN社のポロGTIの互換製品、オイルフィルター W712/94を使います。

ドレンボルトは国産車の場合、パッキン(ガスケットorワッシャー)だけ新しいものに取り替えて再利用することが多いのですが、ポロなどVWのオイルドレンボルトは基本的にはボルトごと新しいものに交換するのが標準(ディーラーではそうしています)です。

どうも、純正パッキンは締め付けると密着して潰れオイル漏れを防ぐようになっているのと、パッキンがボルトから外せないようになっているようです。つまり使いっきりで使い捨てということです。

ドレンボルト(右が純正)
egoir2024_04.jpg

それほど高い物ではありませんが、使い捨てにするのももったいない気がします。しかしここは郷に入れば郷に従って新しいボルトとパッキン(PIAA)を通販で購入しておきました。このポロGTIは、外径M14×ピッチ1.5mmのボルトとパッキンのセットで、スズキやマツダ車等のボルトとサイズは共通です。

それで、作業代金を加えた実際にかかった費用は下記の通りです。

◆近所の修理工場へ部品持ち込み作業
オイルフィルター(MANN FILTER W712/94)    1,641円
エンジンオイル5L(MOTUL8100 X-clean+) 8,960円
ドレンプラグ(PIAA) 510円
オイル交換費用 6,270円
合計 17,381円


つづきは「ランエボからN-WGN経由ポロGTI日記 つるかめつるかめ


関連情報URL : http://makan.sblo.jp/
Posted at 2024/05/04 17:18:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | POLO GTI | 日記
2024年03月30日 イイね!

ポロGTI ヘッドライトカバー磨き

2012年式ポロGTIも今年で12年目に入りましたが、ずっと屋外に駐車していることもあり、ヘッドライトのカバーが白く曇ってきました。

よく年数が経ってくるとカバーが黄色くなってくることがありますが、洗車時にいつもコーティング剤を塗っていることが功を奏しているのか黄ばみはなく、代わりにもやのような白い曇りに見える細かな傷や汚れが目立ちます。

yogore.jpg

当初は自宅の浴室のガラスにこびりついた水垢(カルキ)を削り落とすために買っていた強力クリーナー(コンパウンド)で磨けば綺麗になるだろう?と安易に考えてやってみたところ、ハハハ、逆にもっと曇ってしまいました(上の写真)。お馬鹿です。

おそらくその使ったクリーナーはガラス専用品で、一般的にクルマのヘッドライトレンズに使われているポリカーボネートという樹脂には向かないようです。

そこで、ポリカーボネート用のクリーナー(コンパウンド)をドンキホーテで購入してきました。

リンレイの「ReBirth ヘッドライト磨きクリーナー」というベタなネーミングの製品が税込み658円でした。

rebirth.jpg

他にももっと高価なヘッドライトクリーナーがありましたが、性能や内容がよくわからないので、一番安いのでいいかという感じです。

Amazonでヘッドライトクリーナーを調べると、

シュアラスター スプレー ヘッドライトクリーナー ゼロリバイブ S-104 クロス付き

リンレイ ヘッドライトクリーナー ProMiraX [HTRC 3] B-29

カーオール ヘッドライトクリーナー 2070

ウィルソン ヘッドライトクリアmini 02077

プロスタッフ ヘッドライト用磨き剤 魁 磨き塾 ヘッドライトコンパウンド 80ml

など数多くのコンパウンド剤があり、いまいち差は理解ができません。クリーナーと後処理用コーティング剤付きのセットものは1000円を超えるようです。

 ◇  ◇  ◇

研磨する方法は簡単で、ヘッドライトの汚れやほこりを綺麗にとってからクリーナーを付けて付属の布タオルでゴシゴシするだけです。

しかしかなり力を入れてせっせと磨かないとなかなか綺麗にはなりません。私は折りたたみ椅子を用意して座りながら磨きました。中腰で作業するのは腰にきそうです。

電動ポリッシャーなどがあると楽に作業できるかもしれませんが、クリーナーの説明書には、格子状に縦と横方向に磨くように書かれていました。

ポリッシャーのように回転で磨くと良くないのかどうかは不明です。またポリッシャーを使う場合は、ライト部分以外を削らないようにライトの周囲をマスキングしておくことが必須です。

左右とも各15分程度、付属の布で一生懸命に磨いた結果(ビフォーアフター)です。

右側ビフォー1
left1_1.jpg

右側アフター1
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右側ビフォー2
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右側アフター2
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左側ビフォー1
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左側アフター1
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左側ビフォー2
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左側アフター2
right2_2.jpg


正面アフター
shomen.jpg

まだ、「新車のようにピカピカになった!」とは言えませんが、少なくとも白いくすみはだいぶんととれました。これぐらいの透明度があれば車検の時に文句は言われないでしょう。たぶん。

あと、磨いた後は、ボディーコーティングに使っているCCウォーター300を二度塗りして保護しておきました。


ccwater.jpg


元記事はこちら
ランエボからN-WGN経由ポロGTI日記 つるかめつるかめ「ポロGTI ヘッドライトカバー磨き」
関連情報URL : http://makan.sblo.jp/
Posted at 2024/03/30 09:12:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | POLO GTI | 日記
2023年09月09日 イイね!

ABS警告灯(ワーニング)点灯につきスピードセンサー交換

この7月にポロGTIの11年目の車検を受けたとき、預けたディーラーから「車検整備後の試走中にABS警告が点灯し調べると右後方の車輪回転数を測るセンサーが異常とわかり交換しておきました」と連絡がありました。

調べるとフォルクスワーゲンではこの各車輪ハブに付いているABSスピードセンサー(車輪速度センサー、以下センサー)の故障は定番でよく起きると言うことです。センサーはABSブレーキアクチュエーターという言い方をされることもあります。

車検整備中に起きたことと、車検費用は先に精算済みだったので、その分の交換修理費用の請求はなく助かりました。

しかし車検が終了して2ヶ月ほどした先日、エンジンを始動すると下記の写真のように3つの警告ランプ(タイヤ空気圧モニタリング異常、ESC故障、ABS故障)が点灯しました。ヤレヤレです。

abs2023_1.jpg

また、エンジンを始動するときにはコンビネーションメーターのディスプレイにはABSやECS(横滑り防止システム)機能に故障があると表示(英語)が出ます。

abs2023_2.jpg

普通はこのままディーラーへ持っていき、専用の診断テスターで原因を調べ、修理もお任せするのが普通ですが、無料の保証がないため、専用テスターでの診断費用に5千円ほどかかり、もしセンサー1個の故障だと、作業代含め3~4万円の出費をすることになります。

警告灯の診断をしなければ、どこが故障したかはわかりませんが、上記の通り2ヶ月前に右リアのセンサーを交換しているので、今回は左リアのセンサー故障の可能性が高いと想定できます。

というのも、このセンサーは夏場に故障が起きるケースが多いのと、フロントに比べリアの故障が圧倒的に多いということがわかっています。

そこで、ダメ元で1台分(4個)のセンサーを通販で購入しました。純正ではなく中国製の安い互換品ですから信頼性や耐久性などは期待できません。

6Rポロ(6RCAV 6RCBZ 6RCJZ クロスポロ)のABSスピードセンサーの純正型番は、
WHT003860 右前輪
WHT003861 左前輪
WHT003862 右後輪
WHT003863 左後輪
となっていて、4輪それぞれに型番が違うので取り付け時には注意が必要です。

abs2023_3.jpg

価格はディーラーの純正品と比べるとずっと安い1台分(4輪分)で4280円(購入時)です。価格を抑えるため左リア1個だけ買うという選択肢もありますが、もし左リアを交換して直らなければ別のセンサー故障ということも考えられますので手間を省くためです。

ちなみに純正品だと1個1万円以上しますので、1/10の価格で品質的には大丈夫か?って気になるところですが、コスパ優先で考えると選択の余地なしです。

今回診断せずに購入していますので、もし今回のワーニングがセンサー異常でなく、ABSユニットの故障とか他に原因があれば無駄になるリスクもありますので自己責任です。

交換作業はもちろんDIYで、準備するのはジャッキとウマ(安全のため)、六角レンチ(ヘキサゴンレンチ)、電動インパクトドライバ(ホイールボルトの脱着用)です。交換は一番故障の可能性が高いリアの左側だけをおこないます。

ジャッキアップしてホイールを外し、作業の安全のためウマをかけておきます。
abs2023_4.jpg

センサー(赤丸)はホイールハブの裏側に六角ボルト1個で留められています。
abs2023_5.jpg

5mmのL型六角レンチか短いドライバーが必要で、柄が長いと入りません。小さなラチェットに5mmの六角ビットを付けると楽々脱着できます。
abs2023_6.jpg

取り外した純正ABSスピードセンサー(右)と通販で購入した無印社外品。
abs2023_7.jpg

形状は同じですが、純正品本体に刻まれている記号や番号はこの社外品の本体にはなく、もし純正番号のシールが貼ってある袋から出して混ぜてしまうと、取り付ける位置(リアの右とかフロント左とか)がわからなくなるので注意が必要です。ちょっと不親切ですね。

交換後、タイヤを元に戻し、クルマを1mほど動かすと警告灯が消えました。その後、少し距離を走ってもエラーは出ないので、やはり左リアのスピードセンサー故障の判断で正解だったようです。\(^o^)/

以下、「ランエボからN-WGN経由ポロGTI日記 つるかめつるかめ
関連情報URL : http://makan.sblo.jp/
Posted at 2023/09/09 18:02:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | POLO GTI | 日記
2023年08月26日 イイね!

6RポロGTI リモコンキーの反応改善と燃料キャップケーブルの交換

6RポロGTIの改善策は過去にいろいろとやってきましたが、数万円以上のお金がかかったのはオートクルーズコントロールの装着やタイヤ交換、イグニッションコイルとプラグ交換などがあります。

それに対してお金がほとんどかからない小技はもっと多くやってきました。詳しくはINDEXページの「ポロGTI」を見てください。

そして今回のお金がほとんどかからない小技ネタは、(1)リモコンキーの反応改善(2)燃料キャップケーブル交換の二つです。

まず(1)のリモコンキーの反応改善です。

最近のクルマは微弱な電波を受信して物理的なスイッチを押さなくても自動的にドアロックが解錠できるキーレスエントリーのクルマが多くなってきていますが、2009年にFMCして登場した6Rポロ(2012年式)にはそんな便利な機能はもちろんありません。

したがってイグニッションキーと一緒になっているドアのロックをリモコンボタンを押して開閉するアナログなキーが必要です。

写真上は別途購入したカバー付き、下はカバーを外した素のキー
key2023_1.jpg

2017年に5年落ちの中古で買った6RポロGTIには2個のキーがあり、当初は走行距離(使用頻度)も少なく、キーのON/OFFの反応はまったく問題ありませんでした。

しかし6年間使っているうちに、キーの開閉ボタンを押しても反応しなくなり、何度も押し直すということが多くなってきました。これは結構ストレスになります。

裕福な人なら、ディーラーへ行って、「キーが効かないから新しいのに交換して!」と頼めば、純正キーをまるごと新しいものにして、中に入っているイモビライザー等の基盤を入れ替え、ブランクになっているキーのギザギザをまったく同じに加工すればOKです。ただその場合、推定ですが、キー1個あたり5~6万円は見ておく必要があります。

裕福ではない私がとった対策は、まずボタンの反応が悪くなった構造を調べてみることにしました。

薄いマイナスドライバーでボタンのカバーをめくってはがします。意外と簡単にペラッと剥がせます。
key2023_2.jpg

ボタンのカバーを外すと中はこのようにいたってシンプルです。
key2023_3.jpg

最初はキーまるごとではなく、ボタンの部分だけを購入して交換すれば十分かなぁと思い、通販でいろいろ調べていました。中の基盤のないキー本体(ブランクキー)は純正品でなければ2千円前後で売っています。

しかし中を開けてよく見るとボタンを押して反応が鈍いのは、構造的な問題ではなく、ボタンを押した時に下がるプラスチックのポッチがすり減ってきているのでは?という気がして、ボタン部分の下、スイッチ部分の上に厚さ0.5mm程度のアルミシートを直径2~3mmぐらいに切って、それを乗せて(かさ上げして)ボタンを押してみたら、嘘みたいに1回押すだけで反応することがわかりました。

key2023_4.jpg

結局、2個のキーとも、ドアの開閉スイッチの2箇所に小さく切ったアルミシートを敷きました。スイッチの使用感は快適です。かかった費用は驚愕のゼロ円です。

ボタンの表面などがボロボロになっていたなら新しい本体を買ってボタンごと入れ替えていたところですが、今回はリモコンの反応以外は問題がないのでそこまではおこないませんでした。

◇   ◇   ◇

次に、燃料タンクのキャップに落下防止用のプラスチック製のケーブルが付いていましたが、経年劣化でちぎれてしまいました。フォルクスワーゲンやアウディに共通する部品でよく起きているようです。その証拠に、通販サイトを調べると数多くの互換部品が売られています。

key2023_5.jpg

ケーブル付きのキャップごと交換する手もありますが、貧乏人ゆえ、一番安く手に入るケーブルだけを通販で購入して交換をすることにしました。

余分なお金がいっぱいある方は、「VW/Audi US FuelCap/フューエルキャップG」がカッコよくてお勧めです。お金がいっぱいある方は11年物のポロには乗っていないでしょうけど。

中国の通販会社Aliexpressだと、ケーブルは送料込みで334円で購入できます。ちゃんと2本のピンとボディ側に取り付けるコネクタ(未使用)も付いています。Amazonではケーブル単体ではなくリング付きで買えるようです。

取り付けはキャップに付いているケーブルの破片を2本のピンを抜いて取り外し、新しいケーブルに付け替え、ケーブルの反対側をボディ側に留めるだけです。

key2023_6.jpg

key2023_7.jpg

key2023_8.jpg

key2023_9.jpg

キャップに、派手な「ハイオクシール」を貼っていますが、これも通販で購入したもので、買うきっかけとなったのは、都市部ではそう心配しませんが、地方の場合はセルフスタンドは少なく、おじいさんやおばちゃんが店員をやっているフルサービスのスタンドが多くあり、そういうところで給油すると、ハイオクを給油する機会が珍しいのか、よく間違えられます。

以下ブログ「ランエボからN-WGN経由ポロGTI日記 つるかめつるかめ
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Posted at 2023/08/26 10:46:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | POLO GTI | 日記

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