SARD GTシフトノブ 80258  

ジュラコン（POM：ポリオキシメチレン）製のものです。
純正と比べると軽量（純正197gに対し70g）で、慣性の助けによって押し込むことができなくなるので、シフトを入れるのに力がいる反面、力で入れてしまった場合にはそれを自覚しやすいです。
「スコッ」、「コリッ」、「ゴリッ」、「ガキッ」が純正の何倍も感じられました。
シフトチェンジするたびに今のシフトチェンジは良かっただの微妙だっただの反省するような、MTとじっくり向き合いたい変態さん向きです。

グリップの径も純正比で2割近く小さく、2本ないし3本指でデリケートにMTの感触を楽しめます。

高さは公式によると純正より8 mm短く（低く）なります。これもシフト操作に力を要するようになる要素の1つでもあり、若干のショート化のような効果にもなります。
個人的には純正のシフトはもう少しショートになって欲しかったし、位置的にも少し高く感じていたので、本品にしてとても好み通りになりました。

見た目的にはかなりコンパクト感があります。
質感的には純正の革と比べると少し光沢がありステアリングとの統一感は損なわれますが、エアコンのダイヤルがツルピカの光沢だったりするので、トータルで見るとさほど統一感が損なわれた感じはしませんでした。