チャコールキャニスター交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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チャコールキャニスターはどこある?
エンジンルームを見ても、下から覗いても一向に見つからない
ベントレーマニュアルを見ても、載ってるが略図な為どこにあるか?
国内サイトでは、取り外した中古品しかヒットせず、肝心の取り付け場所が不明、階層深くドイツ語、英語サイトまで調べるとやっと一件だけヒット、それも「where is charcoal canister⁇」とどこにあるかわかる人居ませんか?だった
水冷VWshopに聞いても今まで一度も変えたことがないので、どこにあるのか不明との事だった
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隈なく見るとこちらのホースがガソリンタンクとエンジンへ続いている、故にこの先にあるはず
VWお得意のフェンダーの中ってやつである、後のゴルフになるとチャコールキャニスターは、大体エンジンルーム内に鎮座している
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先程のホースの下、左前のフェンダーの中にありました
仰々しくフェンダーを外さなくても、タイヤを外し、タイヤハウスのカバーを外すとアクセスできます
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チャコールキャニスターは、指標では10万キロ目安で交換部品という事ではあるようだ?
何故交換するかと言えば、夏場フューエルキャップを開けると、ブシューと言う気化したガソリンがハードで、酷い時は飛沫が飛んで手にかかってくる、最悪の事態を考えるとガソリンタンク内の圧がとんでもないことになり....
またRX7なんかはチャコールキャニスターの関係する炎上事故が多数、86なんかもここが詰まってガソリン臭が酷くなり交換する方も多い
今回の原因がマフラー熱でそこまでタンクが熱くなっていればとんでもない事だが、それはなく、他の原因を探る
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まずはフューエルキャップ、圧力を逃す機能が一応付いているが、錆で固着しており交換したが、キャップを変えてもあまり改善しなかった
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圧が掛かる部分が、最終的にチャコールキャニスターしか残されてなかった、新品を探しても世界的に取扱がなく、中古しか無かった為、更に探すとアリエクでOEMを見つけられた、4500円ほど
中に活性炭が入ったただの筒で、単純構造な為、これなら中華クオリティとしても、詰まり気味の可能性がある中古より、新品の方が良いとの判断で、こちらを購入
なお専用部品でなくても、単純構造な為、大きさと、口が合えば結構流用可能な部品ではある
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こちら部品番号です
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外した時は少し重く、暫くすると少し軽くなった、ガソリン的な何かが詰まっていた可能性が否めない
大気汚染が考えられていなかった昔は、そもそも付いてない部品で、なくても車は走るのだが、チャコールキャニスターが詰まったりなど故障すると、ガソリン臭が酷くなったり、アイドルが安定しなかったり、ガソリンタンクに圧がかかったりなど、結構症状が出るようだ
他にもチャコールキャニスター起因の不具合は多数ある模様
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本体とホース類が劣化していたので、合わせて交換、途中ホースが潰れていたりもした
最高気温34℃の中1時間半渋滞に入りつつの後でも、交換した事でタンク内の圧がだいぶ収まってきたのか、以前よりフューエルキャップを開けた時の症状がかなり和らいだ
これが原因かも?
ゴルフ1カブリオ、ゴルフ2もチャコールキャニスターに関しての交換情報が皆無であり、ご参考までにどうぞ
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