VABクロスメンバーサポート流用
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
過去にVABに乗ってました
横転クラブに入会してしまったので
2ヶ月だけですが、、、
その後、GVBを購入しましたが
VABの異常とも言えるボディ剛性の高さ
過去に7年間乗ってた補強マシマシのBE5にも、比べてもノーマルでも強烈
それに比べてGVBは、フロントの剛性感が不足しがちで、ルーズに感じたので
VAB化してしまおうという目論見です。
社外の補強は硬くなりすぎて
山では路面を弾くのであえての純正流用
2
さて、下回りを見比べてみると、VABに有ってGVBに無い物があります。
それは、写真の矢印の棒です。
という事で流用します。
必要な物は次の通りです。
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20107VA000 クロスメンバーサポート
上がVAB、下がGVBで例の棒を付ける耳が増えてます。また当て板の溶接増え
板厚が増えてたりし、耳が増えただけでではなく細かい違いがあります
4
20216VA000 アームプレートR
20216VA010 アームプレートL
左がGVB、右がVAB
ペラペラの板のようなGVBと
箱形になって剛性が高そうなVAB用
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また10mmロアアームの取付位置を下げる事でアンチダイブジオメトリを弱める為
形状が異なります。その為次のようなカラーが必要になります。
6
必要なカラー
7
ミスミで作ってもらいました。
3,000円でお釣りが来るレベルです。
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外径30.0mm 厚み10.0mm 内径14.0mm
材質はS45Cで焼き入れ加工品
表面処理は四酸化鉄皮膜
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20107VA010 メンバーサポートR
20107VA020 メンバーサポートL
コレがVABに有ってGVBに無い物です
さてて続いて取付です。
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メンバーサポートをVABに付け替えます。
赤丸の位置ボルトがVABとGVBに共通にあるボルト、青丸はVABにしか無い物
赤丸は14mmのソケットで60N・mの締付トルクです。
青丸は最後に付けるので、この時点ではまだ何もしません
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GVBのコレを外してVAB用に付け替えます。赤丸が150N・m
青丸が140N・m
どちらも19mmソケットです。
青丸位置のボルトはGVB用では長さが足りない為、VAB用のボルトを用意します
901000377 × 2個
赤丸のボルトもVAB用にしても良いです。
次のどちらかお好みで
901000397 4個(GVB-C型〜VAB-B型)
or
901000439 4個(VAB-C型〜)
両方試しましたが僕は397のボルトの方が良かったです。
439は剛性上がり過ぎて好みに合いませんでした。
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例のカラーを入れます。
入れる位置は2パターンあります。
上から順に
・ボディ〜カラー〜ブッシュの順だと
VABと同じアンチダイブジオメトリー
・ボディ〜ブッシュ〜カラーの順だと
GVBと同じアンチダイブジオメトリー
VABと同じ位置ブレーキング時に
ノーズダイブ増やす方向
GVBと同じ位置だとノーズダイブを減らす方向になります。
◯シェの、トリプルエフェクトブッシュと
同じカラクリです。
僕は、GVBのジオメトリーで足回りセッティングしていたので
写真の通り下側にカラーを入れアンチダイブジオメトリーは変えておりません。
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ちなみにコレはネットで拾った某ナニカの説明書です。
赤丸しか出来ないので、コレはダブルエフェクトカラーとでも呼びます
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最後にこの追加部品を付けます。
クロスメンバーサポートとアームプレートを左右それぞれ繋ぎます。
緑丸のボルトが必要です。
品番は901000392 ×4個
緑丸の締め付けトルクは100N・mです
使用するのは17mmソケットです。
付けた感想は、フロントの剛性感が
VABっぽくなりました。
バラバラに掛かる感じが薄れました。
特にブレーキング時に、恩恵を感じます。
ちなみにペラペラだからと言って、この部品だけ外してみても、面白いくらい効果がわかります。
100km/hからABSゴリゴリの急制動を
外した状態と付けた状態で試してみると誰でも分かると思います。
最後に必要部品を改めて整理して
下記にまとめて記します。
20107VA000 クロスメンバーサポート
20107VA010 メンバーサポートR
20107VA020 メンバーサポートL
20216VA000 アームプレートR
20216VA010 アームプレートL
901000377 × 2個
901000397 or 901000439 × 4個
901000392 ×4個
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さらに、コレを付けた後に
マルシェのすじがねくんを導入したら
VABそのままになりました。
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ネットの拾い物のVABのAピラーの写真ですが
VABはAピラーのエンジン側の付け根が
GVBに比べて20mm前に移動してます。
Aピラーの角度がVABの方が寝てる為
コレが副次的にすじがねくんと
同様の効果を産んでると考えられます。
GVBには純正のすじがねくん擬きが付いてますがVABは付いてません。
本物のすじがねくんに交換すると、VABまんまです。
またVAB用のすじがねくんが
マルシェが出してない理由も、VABの構造にあるのかと。
とりあえずコレによってフロント周りのフィーリング?ニュアンス?は完全にVABになりました。次はリア周りですね
また、コレによりバリエーションの多い
VABの社外補強パーツが付くようになるので、アフターパーツは選び放題です。
以上、純正部品だけでは1万円程度で済む
お手軽チューンナップでした。
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