純正ディスプレイオーディオのアース落とし
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ヤリスに標準装備(?)のディスプレイオーディオ。DVDやTVは付いていなく、ナビとラジオのみ。が、BluetoothとMiracastは付いています!
そのままでは走行中にナビの目的地設定や、Miracastでの動画が見れないので、『同乗者が操作や動画視聴』できるようにする加工をしていきます。
※運転手は走行中に画面を注視する事は法律で禁止されています。
それと今回は、画像のディスプレイオーディオでの作業です。グレードやオプション等によりオーディオの型が違うと、作業も違うかも知れません。
2
最近の純正ナビは色々な信号を読み取っているから難しいと言われていたり、ネットでアース落としの方法を調べても詳しく載っていないか、高価なテレビキットを取付ける事しか載っていませんでした。
そんな中、画像のようなカプラーから線が1本生えてるだけのテレビキットを見付けました!
これなら「イケる!」と思い、施工に踏み切ります!
ちなみにこのテレビキットすら使わず、余っていた20cm位の配線1本のみを使って施工します。なので材料費ほぼ0円!(笑)
3
では作業に移ります。
まずはオーディオ周りのパネルを外します。
ディスプレイ上部の縁に指をかけて手前(車両後方)へ引っ張ると、パネルが外れます。
フックのみで、ネジは留まっていません。
パネルが外れたら、ハザードの配線が繋がってますので、カプラーを外してやってパネルを完全に取り外します。
4
今度はエアコン吹き出し口を外します。
オーディオパネルを外した事により、エアコン吹き出し口の上に隙間が空いたので、そこに指を入れて手前(車両後方)に引っ張ります。
こちらもフックのみで、ネジは留まっていません。
ここまで道具無しで外せます!
5
エアコン吹き出し口が外れたら、オーディオを下から上に覗き込むようにすると、左右に4ヶ所にボルトが見えます。
10mmで留まっています。少し奥まっていますので、エクステンションがあった方が良いですね。
6
ボルト4本が外れたら、オーディオを引き抜きます。
インパネを傷付けたくなかったら、タオルとかを敷いておきましょう。私はゴムマットを敷いています。
ちなみにこのゴムマット、セレナ用の余っていたヤツです(笑)
7
オーディオを手前に引き抜いて、上から覗き込んだ図です。
下側に横長のカプラーが3個並んでいます。
赤○で囲っている、画像左側(助手席側)の黒いカプラーがターゲットです。
8
カプラーを外したところ。
横1列のカプラーが3段重ねになって1つのカプラーになっています。
9
細いドライバーを突っ込んで、3段重ねのうち一番上側の黒い部分を取り外します。
こちらも簡単に取り外す事ができます。
10
外した黒いカプラーの一番右側の穴に、皮を剥いた配線を挿入します。
本当は端子とか使った方が良いのかも知れませんが、経費削減のためと、たまたま使った0.75sqの配線がそのままでカプラーの穴にフィットしたので配線のみで行っています。
※カプラーの向きが、先程までの画像とは逆向きになっています。車両前方から後方に見た向きになります。
つまり、一番右側の穴に線が刺さっていますが、一番助手席側の穴という事になります。
↑これで意味解ります??
11
カプラーの穴から剥いた配線が見えている事を確認します。
穴の奥まで挿入できていないと、何も起こらなくなってしまいます!
そしてカプラーを3段重ねに戻してから、オーディオにカプラーを戻します。
12
追加した配線のもう一方は、オーディオステーに共締めします。
ここも本来はクワ型端子を使った方が良いのかも知れませんが、剥いた配線をそのまま共締めしています。
ここのボルトは10mmではなく8mmでした。
13
あとは逆の手順で元に戻して行きます。
ハザードスイッチのカプラーを刺すのを忘れずに!
その後、試運転に出掛けました。
走行中もナビの目的地設定や動画の再生も問題なくできました!
ナビの自車位置のズレもありません。
思ったよりも簡単に、そして安く仕上げる事ができました!
これなら高価なテレビキットはもちろん、2000円位のテレビキットすら必要ありません!
エルグランド純正もそうでしたが、純正でも意外と簡単にアース落としできちゃうんですね~
まぁ、全部の車種で簡単にできるかは知らんけど!(笑)
最後になりましたが、真似される場合は自己責任でお願いします。壊したり事故したりしても当方は知りません!
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