
2003年1月生まれで、2006年4月になごみどファミリーに加わったLA型の、うちの子は、来年2026年1月に次回11回目(←合ってる!?)の車検を迎えます。
そんな次回車検に向けて、2003年1月~全く未更新の各パーツについてそれぞれ「もし更新するとしたら?」を、「超個人的主観で(笑)」綴ってみたいと思います。
私、昔、うちの子のエンジンルームから白煙を上げさせた苦い経験もあり(うちの子ゴメンな・・・)、そんな過去経験も踏まえた完全個人見解ですので「ふ~ん」とか、「そうじゃないでしょう?」とか御意見があると思いますが、温かいお気持ちで御覧頂ければと思います(なごみど 拝・・)。
□ 2003年1月以降、一度も更新していない主要部品
1:ターボチャージャー本体
2:オルタネーター
3:燃料ポンプ
4:エアコンコンプレッサー
5:ウォーターポンプ
6:イグニッションコイル
7:O2センサー
※:①エンジン本体及び、②既に更新を予定しているパーツは除きます。
【1日目】の今回は、『ターボチャージャー本体を更新するとしたら?』です。
(1)もし、走行中に壊れたらどうする?
→ EVC7君をOFFにした後(ブーストを極力掛けないという意味)、
ノンビリ、ゆっくり自走で帰る。
(2)交換する部品の選択は?
→ 信頼しているチューナーさん保有のリビルド品へ交換する。
(3)どうやって交換する?
→ 郵送してもらい、自宅でDIY or いつものT自動車さんにお願いする。
(4)コメント等 ↓↓
□こんなに小さい子が支えてくれている事の驚き
ご自身のお車のターボチャージャーを御覧になる機会は、あまり無いと思います。エラソーに書いている私も、シングルポート化の際に初めてマジマジと見たのが最初で最後です。
で、強く感じた事は「この小さな子が、強力な出力を生み出すのか!」って事です。
確認経験アリの方はお分かりだと思いますが、ポイントとなるインペラ(羽根車)なんてビックリするくらい小さいですよね。しかもこのちびっ子が、2,000回転/秒のピッチで廻るのですから負担も大きいでしょうし、「このちびっ子を何十年も不具合無く動かす」って、そもそも厳しいと思いました(←だからこそ品質と精度が大事かと)。
一方で、ターボチャージャーが小さい事って別に悪い事では無くって、小さいが故に廻り出しも速い事から、低回転苦手の4気筒JBエンジンにはマッチしていますよね。
□うちの子の状態について(2023年11月チェック時点(約8.8万キロ走行時点 ))
現時点では問題無しとの診断でした。Y社長コメントを少し記すと「ちょっと頑張り過ぎ(笑)。普通はもっとブローバイで汚れているけど、なごみどさんのタービンは逆に白いので、あまり見ない傾向。多分ECUが頑張らせすぎかも?」ってコメントでした。その辺りの件、もうちょっと詳しく聞いとけばよかったな~。
□精度確認方法について
もし私の目の前にポンッと中古だったり、リビルドのターボチャージャーを見せられても、精度について絶対に分からないです。そのくらい繊細な部品だと思います。従い、本パーツについては、
「信頼できる商品を入手する事」が、一番のポイントかと思います。
□L880K特有のターボチャージャーが壊れる要因って何?
経年を経たL880K特有の点として、代表的なところでは、タービンの水パイプやオイルパイプ及びホース類、タービン周辺のボルト・ナット類、タービン横の冷却ホースを守る遮熱板などがかなり劣化している個体が多いとの事。
これはツインスクロールの宿命だと思っていますが、抜けの悪さに起因するタービン廻りの温度上昇が関係しているのではないか、と思っています。
水パイプはホースを抜いてみると腐食して先端が無くなっていたり、オイルパイプは内部の壁面にスラッジが溜まっていて、何かのショック等で付着していたスラッジがポロっと落ちてオイルラインを詰まらせてタービンブローしたり、というケースが増えているとの事です。一方でこの辺りは予防整備で対応可能ですので(部品代で約20,000円くらいかな)対応を検討してみても良いかもしれません。
□いざ壊れた場合、どこから入手する?
「純正一択!」と言いたいところですが、純正と同等(か実はそれ以上の精度)のリビルド部品もあります。
私が適用(予定)のリビルト品はIHI正規代理店の手によるもので、部品ももちろんIHI正規品で、かつバランス取りなどの精度は純正新品よりも高いレベルです。だからといって、純正比で大幅に優れているわけでは無いのですが、純正品でも「当たり or 外れ」がありますが、バランス取りの精度がそもそも高いので「当たり or 大当たり」、という感じですね(←毎度分かりづらい・・・)。
それでもリビルドなので、純正より安いのが助かります(凡そ95,000円くらいかな?)。
□インターネッツを見ていて気になる事・・・
ネット通販等では30,000円あたりから「リビルト品」という体で販売しているものがありますが、格安のものはリビルト品とは名ばかりのレプリカ品だと思います。
「純正下取り不要」というものもありますが、純正下取り不要のリビルト品は、そもそも成立しないのではないでしょうか?
また、ヒアの範囲ですが、ハズレを引いた場合の一例は、こんな感じです。
・見た目は似ているが、各部の寸法が異なっており部品の互換性が無い。
・精度が悪く、各部クリアランスが不適切等の理由からブーストが上がらない。
(ウエストゲートバルブの密閉度が緩い事に起因するブースト漏れ、等)
何だか取り留めのない記載ですが(汗)、纏めとしては以下でしょうか。
優先1) 周辺劣化パーツの老朽更新
優先2) 本体が壊れた場合、交換をせざるを得ないが適用するパーツについては特に品質・精度を重視。
という事で次回【2日目】は『Ⅰ-2:オルタネーターを更新するとしたら?』です。
以上、ご参考になれば幸いです。
Posted at 2025/09/06 07:27:52 | |
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