なんだかんだ言って納車されてから3カ月。
中古で購入したので当時は7300キロ。
今はもう1万キロを超えた。
3カ月で1700kmなら、限界社会人にしては走ったほうではなかろうか。
納車前にエニカで公式がシェアサービスを展開していたので、2回(合計18時間くらい)乗り回していた。
おかげさまで納車直後に感覚と真逆の操作方法のデ**ドみてえなシフトレバーやパドルで回生調整等であたふたすることはなかったものの、レンタル中には気づけなかった機能や試せなかった機能が軒並み使いこなせるようになってきたところだ。
レンタルしていたのはvoyageなのでやっぱり急加速では差が出ている気がするし、明らかに航続距離は差が出ている。
とはいえ、日常生活で高速をめったに使わないので...ねぇ...
移動費の安さが目立って、高速代が余計に払いづらいのだ。
今のところの評価としては、
この車を迎え入れて本当に良かった
といったところだ。嫌韓ウヨがなんだ、EVアンチがなんだ、EV信者がなんだ、知るかそんなもん。
この車は本当にいい車だ。
とある映画に、『俺の仕事じゃ車が相棒なんだ、大事にしてやれば、車が助けてくれる』とある。こんな感じだ()
仕事はSEなので車じゃないがな。
さて、この車で通勤してから、周囲の同僚や先輩後輩から、『なぜこんなもんを買っちまったんだ』と突っ込まれる日々だ、私も同感だ。
車幅は無駄にデカいわ小回りは効かねえわEVだわよりによって韓国メーカーだわでな、そりゃそう思うわい。
私が購入した理由はたったの一つ。
"ライトのデザイン"だ。車の目ともいえるライト、特にフロントのこのイケメンな目
この車を初めて見たときに、一目惚れってこれだなと思った。
だから、これが韓国メーカーである必要もなかったし、EVである必要もなかった。楽しくない車でも構わなかった。
極端な話、マツダのディーゼルでこのデザインだったとしても買っていただろう。イタリア車であったとしても買っていただろう。
もっと言えば、マニュアル車だったとしても買っていただろう。
片道5キロの渋滞と坂だらけの通勤でマニュアルは厳しいかもしれないが、そんなことはどうでもいい。
そう、HyundaiのEVだったのはあくまでも結果論であり、ぶっちゃけ国や原動機の種類などどうでもいいのだ。
壊れる?充電?うるさいよ。車好きなら受け入れてやれよ。
住まいが
CXC横浜(Hyundaiのメイン拠点)に近いだとか、
格安の充電スポットがあるショッピングモールがすぐそこに
2カ所もあって24時間開放しているから気が向いたら買い物もできるし、
混んでてもEV充電スポットはだいたい空いていて駐車しやすいしなんなら
深夜にこそっと充電できる環境だとか、
短距離+渋滞の通勤で休日も大して遠くに行かないから
EVが最も得意としている環境だとか、
夜中にドライブ行っても住宅街で
迷惑かける音出さないとか
税金が死ぬほど
安いorそもそもかからないだとか、
長距離といってもおじさんの身が持たないから200キロ程度で1回休憩する
ついでに充電できるとか、
キャンプに行くから
コンセントはありがたいだとか、
購入にあたり適している環境かどうかを考慮し、その結果とんでもなくマッチしていることが判明したが、こんなもんは副産物に過ぎないのだ。
さて、実際の運転感覚はどうなのかといえば、まず言えるのは
この車、大きいのか小さいのかわからねぇ!!
例えばハリアーと比べてみましょうか、あの車のヘッドライトも好きなもんで。
全長4635mm➡ハリアーより短い
全幅1890mm➡ハリアーよりデカい
全高1645mm➡ハリアーより短い(あんま気にならない)
ホイールベース3000mm➡ハリアーよりはるかに長い
んで、IONIQ5のボディタイプ➡SUVサイズのハッチバック(←????)
ゆったり居室を意識してか、横とタイヤが長い。おかげでトランクが...
運転席からはボディーの端が見えない。外側に行くほど下向きに下がっているので車幅が実際よりも小さく感じられる。
だから油断してると擦る(無傷だったが擦った)
3カ月乗っていても、結局大きいのかコンパクトなのかよくわからん車だ。
走りとしては、『これは車好きが作ったな?』とすぐにわかる車だ。
街乗りモードなら優しい発進、優しい減速、シフトショックのないエコカーそのものだが、
スポーツモードにした瞬間スポーツカーに変貌する。EVならではのゼロ発進から最大トルクが出るし、0.1秒のレスポンスも最高だ。
フェイクでいいから音が欲しかったな。エンジンサウンドはいらないから、Taycanみたいな音が欲しい。というかこの音を聞きたくて将来TaycanCTを買うか少し悩んでいる。(セダンは好みじゃないのでCT。価格はもはや不可能領域なのは置いといて、車幅1967mmは厳しすぎんか??)
この前は峠を軽く攻めたが、これほんとに2トン弱あるん???ってくらいよく曲がるし軽々進みやがる。
ついつい踏んじゃう車ではあるが、いかんせん何キロ出しても静かなもんで、法定速度を超えないようにするためにクルコンが必須だ。
出力は170馬力と、最近の車ではよく見る数値だが、それでも十分楽しめる。
最上位の300馬力はどうなっちまうんだろうな。
IONIQ5Nなら納車後1時間で速度違反で捕まる自信がある。
走りに関しては、最廉価の低スペックモデルでも十分すぎるほど楽しいいいいいい車なのだ。
というわけで、3カ月という短い期間ではあるが、
この車を迎え入れて本当に良かった
と思える1台なのであった。