
-その1からの続き-
2024年7月17日からいよいよポルシェジャパンでのコンフィギュレーターも動き始め、日本国内での予約受注が始まりました。発表された車種は、後輪駆動のMacan、4輪駆動のMacan4、Macan4S、Macan Turboの計4グレードになりました。さっそく担当者との意見交換などを経てMacan4にオプションをてんこ盛りにし、8月上旬には仕様その他も確定し、8月18日付けで注文書を交わし申込金を支払いました。
発注に際して、まず迷ったのは後輪駆動のmacanにするか4輪駆動のMacan4にするかです。パワーは、Macanが360ps・0-100は5.7秒、Macan4が408ps・0-100は5.2秒、Macan4Sが516ps・0-100は4.17秒、Macan Turboが639ps・0-100が3.3秒であり、911carreraが394ps・0-100は4.1秒であることからすれば、下位グレードで十分です。ポルシェではよくグレードが違うとエンジン音が違うという人がいますが、そもそもEVですからエンジン音はしません(人工的な音が出るオプションがあり、どのグレードでも同じ)。問題は重さで、Macanが2.2トン、macan4が2.4トンなのです。外出したときの駐車場には2トン以上はダメというところの外、2.3トン以上はダメというところもあるので悩むところです。標準装備は全く同じで違いは4駆かどうか、1モーターか2モーターかだけです。金額の違いがわずか47万円ということになるため、結局2モーター4駆のMacan4に決定しました。オプションはかなり高くなってしまいましたが、買った後の満足感を優先するとやむを得ないところです。注目すべきオプションは、「ラゲッジルームに100Vソケット(22,000円)」というものです。なんと普通の家電の電源がとれるのです。電気自動車らしいオプションですね。小型冷蔵(凍)庫やホットプレートなど積んでのアウトドアも楽しめますね。
米国ポルシェのコンフィギュレーターと日本のコンフィギュレーターをやってみて、面白かったことを紹介します。まず、同じMacan4でも、米国では、パノラミックルーフ、PASM付きエアサス、プライバシーガラス、ストレージパッケージ、ステアリングヒーターが標準装備なのに、日本ではこれらは全てオプションになっています。
米国でのMacan4の価格を見ると78,800ドルです。そこで、日本のMacan4に米国で標準装備となっている上記のオプションを加えてみると日本での総額が11,248,000円になりました。本来は、この両国での価格は同じはずですよね。問題は為替レートです。調べてみると車が公開された今年の1月末は1ドル147円、円安の進んだ6月末は1ドル160円、日本導入の7/17は1ドル155円、現在の8月末は1ドル146円です。もし6月末に米国の値段で買っていたら12,608,000円、7/17だと12,214,000円、8月末だと11,504,800円となります。総じてポシェジャパンの7月の値付け時は米国より100万円安くしたということになり、良心的ということになりましょうか。もっとも、さらに円高になると逆転しますね。
さて、納車がいつになるか。楽しみに待つことにします。また何かあれば報告することにします。
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2024/08/31 11:06:46