
地元のポルシェセンターに行ってきました。目的は3つ。1つは最新の情報収集、2つめはタイカン試乗、3つめはプロテクションフィルムの打ち合わせです。
私のMacan4Electricを積んだ船は、ネットで見ると、現在ナミビアの西沖合を南下しています。シンガポール到着予定は12/18になったようです。
担当者に聞くと、日本への入港予定は1月2日だそうですが、正月休みですし、日本に来る最初のロットのようなので、各種検査等のため、陸揚げ後かなり時間がかかるらしいとのことです。したがって、納車は2月にずれ込む可能性があるという話でした。ここのポルシェセンターとしても、私の車が最初の納車のようなので、店としていろいろ考えているようでした。場合によると試乗車・展示車よりも早く着くかもとも言っておりました。
ところで、EV補助金のことを調べると、今受け付けている令和6年本予算分は、来年2月1日登録の車まで(しかも予算が終わった段階で打ち切り)で、その後の登録車の分は先週始まった国会に出された6年度補正予算に入っているようですが、少数与党のためどうなるかわかりません。いつ登録してもらうかも慎重に考える必要がありますね。
回生ブレーキの体験
何度も書きましたように、かつてJaguar I-paceの納車を待っている間、試乗車を何回も借りていました。I-paceではアクセルを離すと回生ブレーキが効き、減速します。メーカーによっては、ワンペダルドライブとして売り出しているところもあります。I-paceはアクセルを離しただけでは完全に停止するまでには至らないため、ワンペダルドライブはできず、最後はブレーキペダルを踏んで油圧ブレーキを効かせて完全に停止するということになっていました。ところがその回生ブレーキから油圧ブレーキに移行するあたりで、いつも少し「カクン」というような違和感を感じたのです。他のメーカーのEVでもそのようなことがあるらしいのです。
問題はポルシェはどうなのかということです。ポルシェがタイカンを売り出したときの発表によると、タイカンではアクセルを離しただけでは回生ブレーキは効くことはなく、ブレーキペダルを踏むことによって初めて回生ブレーキが効き始め、電気モーターがほとんど制動力を発揮しない5km/h以下の速度や、高速走行からのフルブレーキングなど、電気モーターでの減速が足らない状態になってから、通常の油圧ブレーキが介入するという仕組みだというのです。油圧ブレーキが介入する際のショックなどは全くないというわけです。つまりブレーキペダルを踏んでも、その結果油圧ブレーキが効き、ブレーキパッドがブレーキディスクを締め付けるのは、ブレーキ操作のうちの10%だというのです。私には専門的なことは理解できませんが、その副次的効果として、ガソリン車に比べブレーキパッドの減りがほとんどなくなるというのです。
このタイカンの回生ブレーキのシステムは、マカンエレクトリックでも採用されているとのことです。
そこで、このアクセルを離したときの感覚、ブレーキペダルを踏んだときの感覚がどのようになるのかを体験してみたくなりました。そこで、担当者に頼んでタイカンに試乗させてもらったというわけです。試乗車はタイカンターボです。
話のとおり、アクセルを離しても惰性で走り続け、減速しません。エンジン車のエンジンブレーキのようなものもかかりません。したがって、停止するためにブレーキペダルを踏みます。こういったアクセルとブレーキの効き具合は、本当にスムーズで違和感もなく、発進、加速、停止は驚くぐらい良い感じでした(適切な言葉がみつかりません。)。
プロテクションフィルムのこと
納車が近づいてきたこともあって、手続の打ち合わせなども必要になるということでしたが、その前にディーラーオプションが話題になり、その1つとして以前ボディコートを勧められました。これに対し、私はプロテクションフィルムに興味があったので、それを伝えると、お薦めの提携業者があるということでしたので、その業者にポルシェセンターに来てもらい、いろいろと話を聞くことにしてもらったのです。かねてユーチューブで有名なプロテクションフィルム業者の動画をいろいろ見て予備知識を得ていましたが、業者から直接聞くことにしたのです。ただ、かなり高額になるので、いろいろな貼り方のパターン毎の見積もりを出してもらうことになりました。業者の方は、フィルムを貼り終えた他のお客の超高級車(ポルシェではない。)の納車の途中で来てくれたようで、ポルシェセンターの裏に駐めてあったキャリアカーに載せてあるその車の貼り具合をみせてもらいながら説明を受け、大変参考になりました。
今回は少し長くなってしまいました。見ていただいた方にお礼申し上げます。
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2024/12/01 22:47:55