
修理完了を見越して申し込んでいた、
MDA(マツダ・ドライビング・アカデミー)の
「ベーシッククラス」に参加してきました。
場所は、因縁の?岡山国際サーキットでしたが、
トラウマもなく(笑)
当日は、ドライビングポジションのレッスンもあるとのことで、念のため、
朝早く起きて純正シートに付け替えて行きました。
到着すると、既に何台かのマツダ車が集まっていて、私もスタッフの方に誘導されてミニコース横のピット脇のスペースに駐車(もうちょっと早く来たら屋根の下だったのに…)。
受付に向かうと、どうも事前に郵送物が届いていたとのこと。
目にしてないけどなー(汗)
一応、申し込みは通ってたので、なんとかなって、スケジュールとゼッケンを受け取りました。
ゼッケンを貼ってると、マツダの広報の女性の方が手伝ってくださいました。
参加車両は、19台のうちロードスターが9台、うちNDが6台、NCが2台、NBが1台と、RX8が1台、アクセラ3台、デミオ4台(うちDEが1台)、CX-5が1台と、なんとCX-9(初めて見た!)が1台でした。
まずは管理棟の会議室に移動して、マツダの方の開校式から始まり、教官(
かなりのキャラの方)による座学、マツダのインストラクターによる人馬一体講座を受けました。
その後、ミニサーキットへ移動して、先ほど習った人馬一体のために重要な要素のひとつ
「ドライビングポジション」の説明を受けました。
手順としては、
・シートを一番後ろに下げ、ハンドルは一番下に下げる
・お尻をシートの一番後ろに密着させる
・シートバックを目一杯立てる
・お腹がきつくならないギリギリまで戻す
・左足をピンと伸ばして、クラッチを一番奥まで踏み込める位置までシートを前に出し、その状態からさらに1〜2ノッチ前に出す
・ハンドルをタコメーターがギリギリ読み取れるところまで上げる
・最後に、ハンドルに手を伸ばして、ハンドルの一番上に手首の関節が届くかどうか確認する
というものでした。
感覚的には、かなり前でシートバックが立ってる感じです。
…が、
せっかくシートを付け替えてきたのに、使ったのは用意されていたクルマでした。
ドライビングポジションが決まったところで、次に急制動の実技。
ミニコースのストレートの終わりに水をまいて、そこでABSが効くぐらいの急制動をするというものでしたが、40km、50km、60kmとやってみたものの、
「踏んでねぇーぞぉー!」という教官の怒号が飛び交い、ほとんどみんなOKにしてもらえませんでしたσ(^_^;)
このスピードできっちり急制動できるかどうかが、事故になるか助かるかっていう分かれ目だということをこんこんと言われて午前の部は終了ε-(´∀`; )
お昼はレストランに移動して、サラダ〜スープ〜メイン〜デザートと
豪華なランチ。
マツダの方2名と、当日のゲストで全日本ジムカーナのSA3クラスで開幕3連勝中の
小俣洋平選手と同じテーブルになり、
ドライビングの濃いぃお話を伺いながら、楽しくいただきました。
お昼からもミニコースでの実技。
まずは定常円旋回からの、
・アクセルを徐々に開けていく
・ハンドルを急に切り足す
・アクセルを急に開ける
というのを濡らした路面で行いました。
まずは
小俣選手のアクセラに同乗して体験しましたが、そこはFFなので挙動もロドとはちがってて。
でも、受講者の方のロドでも実演したいただくことで、おおまかなイメージをもつことができました。
が、DSCを切った方がわかりやすいって言われてたのに切り忘れて、
結構大胆に乗りましたが私のロドは大きな破綻もなく…でも、クルマの挙動やタイヤのグリップなどが少しだけわかったような気がします。
次に、何組かに分かれての、
・スラロームからのミニコース走行(急制動あり)
・小俣選手のクルマに同乗体験
・人馬一体体験試乗
を行いました。
スラロームでは、パイロンの横とミニコースのクリッピングポイントにパイロンの重し?を置いて、それをタイヤで踏みながらの走行でした。
普通に走るよりも、よりクルマの車両感覚を意識することができたのと、先ほどの定常円旋回での感覚のおかげで、
かなりいいイメージで走れ、急制動もスピードが上がったことからか、しっかりとABSをかけることができました。
ただ、
小俣選手のクルマ(セーフティーカーのRX-8)に同乗すると、やはりそこはそれ、全く次元の違うプロのドライビングの凄さを感じることができました。
人馬一体体験試乗では、マツダのインストラクターの方に同乗していただき、レクチャーしていただきました。
コーナーのかなり前からハンドル操作をごくゆっくりスタートさせ、コーナーの中心では切り足しなどせず一定の舵角を維持、その後またゆっくりと切り戻すというもので、それにあわせたスムーズなアクセルワークとブレーキングを意識することで、自分や同乗者にかかるGをコントロールするための走りができるとのことでした。
これって、サーキット走行でもきっと活きてくることだと思うので、
日々の運転でやっとかないとですね。
その後、時間いっぱいまでミニコースの走行できて、
久しぶりのロドとの対話を楽しむことができました。
そのあとなんと、
おまけで本コースを走らせてもらいました。
ここまではロールバーつけたガチ者に見られないように屋根を閉めていましたが、ここではさすがにオープンにして、先導車はいましたがパレードランよりも速めのペースで走らせてもらったので、先ほどの人馬一体試乗の走りを試しながら走ってみました。
事故ったダブルヘアピンも…
平気でした(〃ω〃)
メインストレートで記念撮影をして、いよいよ修了証の授与。
「警察に捕まってこれ見せてもなんにもならないからねー。逆にちゃんと習ったことを何故しないって怒られるよー」って。
たしかに(^∇^)
思ったより長い時間でしたが
楽しい一日を過ごすことができました(//∇//)
Posted at 2018/06/12 12:33:02 | |
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